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今週はいいお天気が続くそうな。
朝晩は、ずいぶん冷えるようになりましたが、日中は、なんなら、まだ半袖でも大丈夫なくらい。 先週、実家の両親が、庭の手入れに来てくれました。 コロナの影響で、お出掛けする機会も減り、家にずーっといて退屈だったことでしょう。 お天気のいい日に、ちょっとしたドライブがてら・・・。 お弁当を持って来てくれまして、お昼を食べて、午後から庭木の剪定とか、芝生や雑草を刈ってくれました。 庭の南側に枝を伸ばし放題にしていたプリペットをすっきりと剪定してくれて、初冬の澄み切った青空から、燦燦とお日様が庭に入って来るようになりました。 今年の春、迷い込んできたラグさんも、TNR後、すっかりうちの庭に居付くようになって、チューコさんとラブラブな様子。 オスだけど穏やかな性格で、縁側で日向ぼっこの毎日です。 家の北東側に鎮座する椿の木も大きく成長して、道路にはみ出している部分もあるのですが、蕾がすでにたくさんスタンバイしていますので、花が終わってから剪定しようってことになりました。 その椿の木の下は、いい雨宿りの場所です。 ラグさんやポンタ君など、うちの庭に居るオス猫たちと、どうしても折り合いの悪いサイゴーは、みんなと別の場所でご飯を食べるようにしています。 こっちの北東側は日中、日当たりが悪くて寒いんだけど、他の猫がいないから、安心してご飯が食べられるみたいです。本当にビビりなサイゴーです。 季節は冬に向かっていますね。 四季が巡る速さが、年々スピードアップしているような気がします。 ゆったりと庭を手入れしながら暮らせるような老後が待ち遠しい・・・・・。 #
by aiarchi555
| 2021-11-10 10:53
| 暇人
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車の整備記録。
タイヤ4輪とも交換。 記録を辿ると、前回4本とも交換したのは、2018年5月22日、100944km。 車検や点検の時に、ローテンションしながら乗っていましたが、さすがにもう溝がヤバいので・・・。 今回も、前回と同じタイヤ 「GOODYEAR GT-Eco Stage 195/65R15」 今回のオドメーターは、147550km。 約3年半で、約46000km。 13000km/年 ぐらい。以前は年間2万キロぐらい走っていたから、少しペースダウン。 コロナの影響かな、仕事の影響かな、年々、年間走行距離が減って来ている・・・気がする。 一番の原因は、年齢か・・・。 今回、代車でお借りしたのは、BMW116i。 前日、息子とLINEで乗りたい車の話になって、息子「BMの3シリーズ」とか言っていたが、翌日、自分がBMに乗るとは思ってなかったわ。1シリーズだけど・・・。 代車だからもちろんオートマでした。 MTがあるから3シリーズがいいのだとか・・・。 初めて乗るBMW、ウィンカーの出し方や、ライトの操作スイッチの位置、ワイパーの止め方・・・その他諸々、焦ることばかりでした。 車高の低さ、足回りの硬さ、ステアリングの重さ、ミラーの見づらさ・・・・、久しぶりにスポーツカータイプに乗らせてもらって、やっぱ楽しい・・。 意外と、この姿勢でステアリングが手元に近いのは、長距離運転も疲れないのかも・・と思いました。 しかし、安全性能を向上するためか、何か操作するたびに、いろんな音が鳴るのは、慣れていないと結構ビビる・・、鳴るって知っていて乗らなければね。 日頃、アナログな車に乗っているので、色んな装備が付いていると、その度に「何?何?」って感じです。 真っ赤のスポーツカーで、泥んこの現場に行ってスミマセン。 足元のマット、汚してしまいましたので、急遽現場のゴミから養生紙をもらって敷きました。 一日中乗り回したかったけど、仕事もあるので、午前中で返却。 ブレーキパッドが薄ーくなっているそうなので、次回はそれを変えまする。 #
by aiarchi555
| 2021-11-09 14:00
| 暇人
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週明け月曜日から、瓦職人さんが現場入り。
屋根の瓦葺き工事が始まっています。 軒先の役物瓦に、一文字軒瓦を使いました。 すっきりと一文字に軒先に線が通り、洗練された佇まいです。 瓦割り付けによる垂木の@や、軒の出、ケラバの出を、プレカット図作成段階から入念に打合せしていただいておりました。 軒先をスーッと一直線に通すための熟練の技が必要ですし、とにかく手がかかるとのこと。 人の手で時間をかけて丹精込めて作られたものには、魂が宿ると思っています。 だから、美しいのだと思います。 時間短縮、効率化、値段を安く、熟練の技が無くても誰でも出来る・・・というのが時代の流れです。 ある部分ではそれも大事なことなのかもしれませんが、それだけを追求してきた挙句、何か大切なことを置き去りにして来て、世界中で矛盾がたくさん生まれています。 いやいや、屋根の瓦の話から、そんな世界レベルの話にまで飛躍させなくてもいいのですが・・・。 こんなにちゃんと和瓦のことを調べたことはありませんでした。 瓦って、日本の気候風土を考えた建築材料なのですね。 木造建築が密集する日本の町並みでは、火災の時の延焼を抑える役目になるし、粘土を焼いたものなので、屋根の断熱材の機能も持っていたかもしれません。 そして、1枚1枚を重ねて葺いていく過程で、適度な隙間が生まれ、屋根の通気の機能も持ち合わせていることでしょう。 傷んだ部分だけを取り換えたり、修繕したりすることもできます。 今でこそ、手間のかかる材料だと言われるようになりましたが、江戸時代、瓦はきっと合理的で画期的な材料だったに違いありません。 型にはめて形を成形して焼くだけで、大量に同じ形の物が作れる・・という点では、大量生産品の草分けだったかもしれません。 それを、ひとつひとつ人の手で葺く・・という作業は、昔も今も変わらず・・ですね。 設計当初、三州瓦を使う予定でおりましたが、瓦屋さんとの着工前の打合せで、石州瓦に変更することにしました。 大きな違いは、棟部分の納まりに使う役物部材の違い。 台風の通り道であるこの辺では、棟部ののし瓦の納まりには気を遣います。 昔ながらの土や漆喰を使った納め方ではなく、完全に乾式で施工できる役物部材と、強力棟という金物との取合いが、よく研究されている瓦でした。 数年前の台風が房総半島を直撃した際、屋根瓦が大量に飛んで、大きな被害をもたらしました。 その経験を踏まえ、瓦の施工について、建築基準法告示が改正され、全ての瓦をビス留めする施工方法に変わりました。 瓦屋根は台風の時に飛んでいくから・・と、敬遠されがちでしたが、瓦も年々改良され、施工方法の研究も進んでいることを知りました。 そして石州瓦の方が、焼く時の温度が高いそうで、凍結による割れとか、塩害による被害が少ないとのこと。 敷地は海にも近く、台風の後の塩害にはよく遭う場所なので、いろいろご提案いただいて、石州瓦を採用したわけです。 長年瓦施工をされて来られた職人さん方のお話には、説得力があります。 瓦の産地は、材料に適した粘土を大量に地層に蓄えていて、それぞれの地方にあった性能をもった瓦を焼いて来たのだと思います。 日本三大瓦産地は、三州(愛知県)、石州(島根県)、淡路(淡路島)です。 この前のブラタモリでは、淡路島の淡路瓦が取り上げられていましたしね。 これまであまり縁のなかった材料ですが、時間のかかる工程、そして職人さん方の美しい手技など、この面倒くさい材料を堪能したいと思います。 初めて使う材料には、何か心ときめくものがあります。 「連続の美学」をまさに体現する瓦屋根。 出来上がった時の美しさが、今からとても楽しみです。 #
by aiarchi555
| 2021-10-20 17:04
| 仕事人
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連日のように「御料理ふくら」の現場に通っています。
何がそんなに気がかりかというと、外壁通気と屋根の通気と棟換気のこと。 今回は化粧垂木・化粧野地板で、軒天を張らないので、外壁通気の空気の出口を軒裏換気部材で取る・・ということができません。 さらに、屋根は和瓦葺き、軒先には一文字軒の役物を使用します。 これまた軒裏換気部材を取り付けることが出来ないため、屋根の通気の入口は?とか、瓦残は屋根勾配に対して横方向に取り付けるので、屋根の通気とか万が一水が入った時の抜け道は?とか、そういうことが気になっているのです。 設計の段階でも、ものすごーく時間をかけて悩みながら描きました。 通気を重視するがあまり、雨水の浸入のことをおろそかにすると、たちまち雨漏りに繋がる部分です。 そして、雨は上から下に降るだけならいいのですが、時に強風を伴って下から吹き上げるような雨もあるわけです。 特に、ここは太平洋側の海から近い場所で、台風の通り道ですからね。 普段の雨では全く雨漏りしないのに、台風の時だけ・・・・ということも、実際に自宅で経験していますが、施主様の建物では許されないことですからね。 昔の和の木造建築は、断熱材も入っていないし、土壁や板張りなど自然素材を使った壁、屋根も木の皮やカヤ、粘土瓦などで葺かれていて、外壁通気が・・・とか、屋根の通気が・・・とか神経質にならなくてもいいぐらいに、ある意味、いい意味で隙間や空間が随所にあったわけです。 現代の、ことに最近の木造建築のスタンダードは『高断熱・高気密』になりましたので、空気の動きを止めなければならない部位と、出来るだけ動かさなければならない部位とが、しっかり分かれていて、それを机上の空論にしないために、現場がちゃんと想定した通りに出来上がっていっているのかを確認する必要があるのです。 図面を描きながら悩み悩みした部分は、世間にはすでにたくさんの事例があって、それを研究したり調べたりしながら設計していったのですが、コスト面も考慮しながら、出来るだけ手間がかからず、市販されていて入手しやすい部材を使って、そして万が一水が入っても、通気層の中を伝って外部に排出できる構造にしたつもりです。 私にとって、初めて試みる納まりだったり、初めて使う部材だったりするので、実際のモノを見てみたい・・とか、どんな風に施工されて行くのか、そして通気の道が途中で塞がれることなく、繋がっていっているか・・・それから雨は入り込まないか・・・ということを、日々変化していく現場で、今後の為にも記録もしていきたい・・という思いで、足繁く通っているわけです。 その分、デスクワークの時間が減って、設計をお待たせしている施主様方には、本当に申し訳ないと思っています。 この場をお借りして、お詫びと言い訳を・・・。 気持ちは日々焦りまくっているのですが・・・・。 設計という仕事は、 間取りや、外観の見た目、素材や、見た目の色柄や、設備機器類を選ぶこと・・・だけではなく、 建物全体の空気の流れ、壁の中や屋根裏、床下などの、出来上がってしまったら見えなくなってしまう部分の空気の流れや、 設備の配管がどこをどう通って、どこから点検するのか、 断熱材の性能や、万が一雨水が浸入した時の排出のこと、 構造的な安定、地盤のこと・・などなど、 本当に多岐にわたっています。 まるで人体のように、それぞれがとても緻密に連携したり、繋がっていたりするのが建築なのです。 (なので、一部分にけ設計変更があっただけでも、ほぼほぼ全ての図面を修正しなければならなくなる・・わけです) 各部位ひとつひとつを細かく考えつつ、しかも、その部位と他の部位が相互に連携出来ているのか・・・、 そして、それを現場で施工して下さる職人さんたちに、伝わるように図面化する・・という作業が設計という仕事だと思います。 その煩雑さや、時間がかかることを嫌い、効率化・合理化して、標準仕様化したのが、ハウスメーカーや住宅ビルダーの仕事だと思います。 ああ、話がだんだんウザくなってきましたので、本題に入りまする。 今日は屋根の棟換気部材の納まりについて、瓦屋さんに現物を用いながら説明していただきました。 もともと私が設計で採用した部材とは違う部材を使用することになり、通気のルートや空気の排出について、自分の中で分からないことがありまして・・。 図面で指示したモノを違うモノを使うということ自体は、全然OKなのです。 実際にそのモノを使って施工した実績が豊富な業者さん達のご意見は、大いに参考になります。 私自身、屋根の棟部まで上がって打合せ出来れば良かったのですが、高所恐怖症で勾配や4.5寸の屋根のちょっぺんには、怖くて上がることができませんので、足場のてっぺんで可能な限り見えるように・・・、そして現場監督さんや大工さん、瓦屋さんが、いろいろと話しているのを耳を澄まして聞いておりました。 はい、合点がいきました。 屋根の通気層確保と入り込んだ水の排出のために、先に縦方向に通気残を取り付けて、その上から通常の瓦桟を横方向に取り付ける・・・という考え方は、十分に活かされることがわかりまして、ホッとしました。 構造金物の取付状況、筋交いの位置とPL金物の取付についても、全て検査しました。 そして前日、現場監督さんにお願いしていた施工の手直し点について確認し、これから施工する箇所について、大工さんと方法を共有して、さて、今日は帰りまする。 途中まで帰っていたのです。 が、信号で止まっていた時、帰る直前に大工さんと打合せして、ラフスケッチした図面が間違っていたことに気が付きまして…。 急遽、現場に戻ることにしました。 あんた、さっき帰ったんじゃなかったんかい?? 「あのぉ・・・、あとひとつだけ・・・」 さんざんあれこれと細かい指示を出してウザがられた挙句、また帰って来て、まだ何か用ですか??というシーン。 ああ、刑事コロンボのようだわ。 あまりのしつこさ、そして用事が終わって帰ったと思ったら、すぐさま舞い戻って来て質問を畳みかけるウザさ・・・。 現場監督さん、大工さん、全然嫌がらずに、ウザい話に付き合ってくださいまして、感謝申し上げます。 この、屋根、外壁の下地、構造金物取付ぐらいまでが、大きな最初の山場ですので、ここを乗り切ったら、現場通いのペースも少し落したいと思います。 刑事コロンボって、今の若者世代には、もしかして通じない?? #
by aiarchi555
| 2021-10-15 19:42
| 仕事人
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土曜日、午後3時から夕方まで「御料理ふくら」の現場。
前日上棟式を済ませまして、本格的な雨の前に屋根仕舞いを終わらせたいところです。 2段屋根の上の段の屋根には、すでにルーフィングが敷かれています。 夕方までに、下の段の野地板を張上げて、ルーフィング掛けるところまで、黙々と作業が進んでいます。 桁から軒の出部分と、玄関ポーチや縁側の上は、化粧垂木と化粧野地板で仕上げます。 下から見上げた時に、垂木が一定のピッチにずらーっと並び、その垂木と垂木の間から、節の無い杉板の杢目が見えている様は、惚れ惚れします。 今日も大工さんは5人来て下さっていましたが、棟梁がいちいち指図しなくても、やるべきことを察知しててきぱきと作業される様子にも、惚れ惚れします。 棟梁だけでなく、それぞれの大工さんが、図面の内容を把握してくださっているということです。 机の上で設計した、言わば絵に描いた餅が、実物となって出来上がっていく過程を見るのは、本当にワクワクして嬉しいものです。 有難いことです。 5時を少し過ぎましたが、無事に下の段の屋根にもルーフィングが敷かれました。 天気予報では、土日は雨マークでしたが、雨が降ったのは夜中のほんの数時間だけで、今日の日中は爽やかな秋晴れのいいお天気です。 予報はハズレましたが、これまた有難いことです。 大工さん方は、連休の休みも取らず、また明日は現場に来て下さるそうです。 本当に有難いことです。 #
by aiarchi555
| 2021-10-10 13:30
| 仕事人
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