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9月も中旬に入ったのに、日中の猛暑はまだ続いています。
この暑さの中、現場でお仕事されていらっしゃる職人さんには、本当に頭が下がります。 先週は、会議や定期講習で連日宮崎市に出掛けたり、図面訂正に追われたりして、現場に行くことが出来ませんでした。 明日からもまた、ひっ迫した図面訂正でデスクワークに追われることになるため、今日現場に行って来ました。 1軒目。 社寺建築や文化財の現場をご専門にされている大工さん集団が、久しぶりに手掛ける住宅の現場。 9月5日から建て方工事が始まり、途中、大雨の日があったりして心配もしましたが、木材に損傷も無く、無事に進んでおります。 プレカットで建てる最近の家づくりとは違う、本格的な社寺建築風の住宅。 部材の多さ、それをすべて手加工して準備する時間と技、それを組み上げるにもまた、相当の時間がかかります。 出来上がった時に木材が化粧で見出しになる部分の施工には、ますます入念な下準備がされています。 足場に上がってみると、とにかくあらゆる部位で、これまで実際に施工する過程を見たこともない場面に出会います。 「茅負かやおい」という部材。 垂木の先端付近に水平方向に渡す材料。 この上に「裏甲うらこう」という反り屋根の意匠を見せる化粧材を載せます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() CADや機械で計算して木材を準備するわけじゃないのに、大工さんは、どこのどの部材をどんなふうに加工すべきかわかってしまうのが、本当にすごいと思います。 あらゆる下準備を、何カ月も時間をかけて、作業場で済ませて来て、現場で組み上げた時に精度高くピッタリと材料と材料が取合う様は、きっと大工さん達にとっても達成感を感じる瞬間かもしれませんね。 2段屋根構えなので、この垂木の上に化粧板を載せて、その上にもう1段垂木を並べます。その垂木間に断熱材をはめ込み、野地板を張ります。 その野地板が出来てから、その上に足場を組んで、上の段の屋根を施工するので、屋根仕舞いが完全に終わるまでは、まだまだ時間がかかります。 昔から日本の木造建築は、こうやって時間をかけて、建てられてきたのだと思うと、気が遠くなります。 その間、雨も降っただろうし、北国では雪が積もることもあったことでしょう。 そういう建築が何百年もの時間、建ち続けているのに、現代の住宅は50年もすればダメになってしまう・・・、技術や建材は進化していると言われても、果たしてそうなのかどうか、分からなくなってしまっている今日この頃です。 2軒目。 車を北の方に走らせて、須美江に向かいました。 海水浴場やキャンプ場がある近くの現場。 ドライブ気分で向かいました。 前回から2週間以上経ってしまって、すでに外部足場は解体されていました。 ![]() ![]() ![]() 外壁は、飫肥スギのサイディングです。 メーカーがあらかじめ加工してあるので、張るだけ・・という手間いらずです。 無垢の板を外部に使うには、いろいろと気を使わなければならない点がありますが、材料の反りや割れを防止するための工夫や加工があらかじめされている材料です。 表面がサンディングされていない荒加工のままなのも自然な感で、いい仕上りです。 施主さんご自身が大工さんで、大工さんのご自邸・・ということになります。 これまで、いろんな現場でいろんな工法に携わって来られたこともあり、ご自身で外張り断熱を採用されました。外張り断熱+充填断熱のハイブリッド。 通気層の取り方とか、屋根の通気、棟換気などなど、ご自身のこれまでの経験を生かして、言わば集大成的な家づくりに取り組んでいらっしゃる感じでしょうな。 立地が海と山が近いため、シロアリ防蟻処理は、入念にされたとのことです。 窓開けっ放し状態で、まだ工事中の室内に設置された温湿度計。 都市計画区域外の農地転用許可申請からご相談を受けて、2年越しぐらいの現場です。 手続き途中、いろんな中断がありましたが、本当に建ったんだなぁ・・と感慨深いです。 2軒とも、最近の家づくりとはちょっと違う、コスパやタイパの悪い仕事なのでしょうけど、短い工期に追われてドタバタとやっつけるような仕事よりも、じっくり達成感を味わえるような気がします。
by aiarchi555
| 2025-09-15 19:45
| 仕事人
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