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観てきました。
現代の延岡のとあるおもちゃ工場の職場と、志村喬が出演した映画を、行ったり来たりしながら上手に絡めつつ、2時間の中に志村喬の少年時代から亡くなるまでの人生を上手に盛り込み、本当に良くできた脚本だったと思います。 そして結構な長セリフもたくさんあったし、笑いのシーンも要所要所にあり、あっという間の2時間でした。 劇の冒頭、志村喬が旧制中学校の頃、実母を亡くすシーンがありました。 この演劇の仕掛け人であり演出家である、元延岡高校の校長だった段先生のお話を、思い出しました。 息子が延岡高校に通っていた時、学期末や全校集会などでの校長先生のお話し・・というのが、学校のHPに掲載されていて、私も読んでおりましたが、その時に知った話があります。 段先生ご自身が、高校2年生の時に、実母を病気で亡くされた・・・というお話。 そうか、志村喬と段先生は共通の体験があったのだな・・と、気づきました。 同じ時代に生きていなくても、言葉を交わしたことがなくても、少年時代に母を亡くしたという同じ体験が、人と人を深く結びつけることがあるのでしょうね。 延岡で過ごしたのはほんの数年だったのに、亡くなった後も、こんなにたくさんの延岡の人々に愛され続けるとは、志村喬ご本人も思ってもみなかったのではないでしょうか? 人生も、もう半分以上が終わってしまったけれど、どんな風に生きていきたいのか・・考える2時間でした。この劇を見ているお客さんみんなが、そういう2時間だったのではないか・・と思います。
by aiarchi555
| 2025-06-11 10:37
| 趣味人
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