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今日は、チーコをこれからどうしようか、悩みに悩んだ一日になりました。
つい今しがた、様子を見に、猫部屋に入りました。 私が来るまでは、電気アンカを仕込んだ毛布の上で、娘猫のエメさんが寄り添って一緒に寝ていましたが、ご飯を食べさせようと口元に手をやると、立ち上がって場所を移しました。 美味しいものを持っているので、エメさんは私にまとわりついて来るし・・・。 そして、しばらく部屋の隅っこでじーっと寒そうに座っているチーコを見て、気持ちが固まりました。 これ以上の治療はしないでおこう。 そして、チーコの最期を見届けようと、2階に連れて来ることや、一緒に猫部屋で寝ることもしないでおこう・・・と思います。 チーコが最期安心して旅立てるように、人間があれこれしないでおこう・・と思います。 きっと、人間の自己満足だと思うからです。 チーコの最期にああしてやった、こうしてやった・・と思うのは人間の方だけで、きっとチーコにとってはありがた迷惑なだけかもしれませんので。 かと言って、ひとり寂しくみじめに死んでいくのではなく、息子洋次郎と、娘エメさんに囲まれて、穏やかな最期を迎えてくれたらいいと思います。 頑なに人間の手を嫌い、絶対に触らせてくれなかったチーコが、最後にナデナデさせてくれた・・・ということだけで、私はチーコに感謝しなければなりません。 野良猫として過ごした2年以上に、家の中で過ごした7年の方が長かったのに、気持ちはずーっとお外を恋しがっていたのかもしれません。 そんなチーコの気持ちを叶えてあげられずに、ずーっと家に閉じ込めてしまった懺悔の気持ちが、今、たまらなく私を苦しめます。 同じ母猫から産まれたチューコは10年、サイゴーは9年、暑い日も寒い日も嵐の日も、ずーっとお外で生きてきましたが、結局彼女たちの方が元気だし、長生きすることになってしまいました。 何度仕掛けても絶対に捕獲器に入らなかった賢さ、仔猫を取り返そうとして連日連夜、窓の外で鳴き続けた根気強さ、7年もの間人間が触ろうとすると空気砲と猫パンチで拒絶しようとする気高さ・・・、これまで見て来た猫さんの中で、最強でもっとも美しい猫さんでした。 それはひっくり返すと、一番臆病で繊細な猫さんだった・・ということかもしれませんね。 つい先週までは、まだふくよかさが残っていて、まん丸な顔をしていましたが、今日はもう骨と皮のようになってしまっています。 亡くなる直前のプーコやキャッちゃんと同じ顔をしています。 今晩は寝床廻りをもう少し暖かくしてあげよう。 折しも、同学年のアイドル歌手が亡くなった・・という報道に驚いたばかり。 ずーっと会えずにいた一人息子に、最後に会えないまま亡くなった無念さ、いや、それは残された息子さんの方が耐え難いことなのでしょうけど。 もっと大人になって、時間が経って、いろんなことが分かり合えるようになれば良かったのに、もうそれも出来なくなってしまって、想像するだけで苦しいです。 「死」とは、いつか必ずみんなに訪れるもの。 どんな最期を迎えたいか、迎えさせてあげたいか・・・・、それを一生懸命考えることが「生」なのでしょうかね? チーコの最期を思って、悲しみばかりが湧き出て来た一日でしたが、 チーコは愛する5匹の仔猫を自分の手元で育てることができ、 誰一人として里子に出すこともなく、同じ屋根の下で過ごすことができ、 7歳になっても、ずーっと甘え慕って離れない息子や娘と一緒に猫団子になって寝られる、 幸せな母ちゃん猫だった・・・と思うようにします。
by aiarchi555
| 2024-12-08 17:33
| 俗人
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