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土曜日、チーコ母ちゃんを動物病院に連れて行ってきました。
9歳になったチーコ、不妊手術の時に生まれて初めて病院に行き、昨日は2度目の病院でした。 チーコの母猫=白猫のチロさんが、真っ白な仔猫庭に来るようになったのは、10年前のこと。 その時の仔猫は、今や庭の主になったチューコ=チーコのお姉さんです。 チロさんは、その翌年、また仔猫を産みました。 その仔猫が、チーコとサイゴーの真っ白な2匹のメス猫です。 ファミリーは、ずーっと庭で過ごしていましたが、これ以上仔猫を産まないように・・と、庭に来る猫さんたちには、不妊手術をしてもらいました。 その代わりにご飯をあげ、安全な寝床を準備し、見守ってきました。 チロさんは4年前のある日、姿を消しました。天国に行ったのでしょう。 そんなファミリーの中で、1匹だけ、どうしても捕獲器に入らず、不妊手術が出来ない猫がいました。 それがチーコです。手をこまねいているうちに、春、仔猫を産みました。 その5匹の仔猫を保護して家の中に入れ、仔猫をおとりにしてチーコを一緒に家の中に入れることに成功して、それ以来、家の中で子育てをしてもらいました。 仔猫たちが成長して、離乳もできた頃、チーコさんを不妊手術に連れて行きました。 チーコ母ちゃんは、仔猫が人間に懐いていくのを横目に見ながらも、自らは人間に全く懐かず、不妊手術の時も、激しく暴れ手に負えなかった・・と、病院でも言われました。 術後、外に出そうかとも思いましたが、仔猫たちと一緒にファミリーで過ごしてもらおうと、外に出たがって鳴くチーコを、家の中に閉じ込めたまま、7年が経ちました。この間、何度も懐かせようと努力して来ましたが、決して心を開こうとしませんでした。 具合が悪くなって、もう人間に立ち向かう元気もなくなってしまったせいか、最近になって初めて身体をナデナデさせてくれました。 7年もずーっと家猫生活だったのに、初めて人間に撫でられたなんて・・・、野良猫としての気高さをずーっと捨てずに保ち続けたチーコさんには感服します。 でも、病院に連れて行くためにはキャリーバッグに入れなければならず、ナデナデの次のステージを試みましたが、やっぱり最後には激しく抵抗するのでした。 昨日は、洗濯ネットとゴム手袋を用意して、チーコが狭い箱の中に逃げ込んだのをチャンスにして、そーっとそーっと洗濯ネットを体に掛けながら、時々手を休めて身体を撫で、そしてまたそーっとそーっと刺激しないように洗濯ネットを被せていきました。 途中、噛みつかれましたが、ゴム手袋をしていて良かった。牙が刺さるのは防げました。 そうして、キャリーに入れるだけでも、1時間ぐらいかかり、抵抗されながらもなんとかキャリーに入れることが出来ました。 人間に助けを求めて鳴くようなことはチーコはしません。キャリーに閉じ込められて、病院への行き帰りの間も、一言も声を発しませんでした。 病院で。 まずは暴れて爪でけがをしないように、爪切りから。 その後、採血。 体力は相当に弱っているはずなのに、すごく暴れました。 血漿が黄色くなってますね。 肝臓が相当に悪くなっていて、黄疸が出ているのだそうです。 そして、もうご飯も自分で食べようとしないし、きっとそう長くはないのでしょうな。 もっと早く連れて来られれば・・・とも思いましたが、いやいや、やはり無理だったでしょう。 何せ、触らせてくれなかったのですから。 毎日お薬を飲ませることも、ままならないので、ステロイド注射と点滴を受けて、10日後にまた・・・とのことでした。 治療を受けているチーコを見て、思いました。 生れて9年、人間に心を開かず頑なに尊厳を守って来たチーコが、猫生の最期に、人間3人がかりで手足を縛られて身動き取れなくされるまでして、治療を受けたいと思っているだろうか? もちろん何も治療をしなければ、このままあと何日かで死んでしまうかもしれないけれど、自分の子供たちと一緒に猫団子になって衰弱死する方が、本当はチーコにとって幸せな死に方なんじゃないだろうか? 私は、ただ、チーコが懐かなかったことを言い訳にして、具合が悪くなってもすぐに病院に連れていけなかったことを棚上げしているだけじゃないか? 更には、何も治療を受けさせずに見殺しにした・・ということに、チーコの死後、自分自身が苦しむことが怖いだけじゃないか? つまりは、チーコの為・・というより、自分の為にしているんじゃないか・・・と、ふと思ってしまったのでした。 7月に天国に行ってしまった、チーコの娘、キャッちゃんの時もそうだったのですが、本当なら、もっともっと早く病院に連れて行くべきだったのかもしれません。 もう手遅れになるまで様子見をしてしまったこと自体、飼い主として怠慢なのでしょうね。 今思えば、秋の初め、チーコがしきりにお外に出たがって鳴く日が続きました。 猫は、誰にも知られないように、こっそりと姿を消して死ぬ・・・と言われますが、もしかしたら、死に場所を探しに姿を消そうと思っていたのかもしれません。 さて、チーコ母ちゃんは、今朝もご飯を食べようとしませんでした。 病気療養用のソフトタイプのご飯も、いろいろ種類や味を変えて準備し、とっかえひっかえ与えてみますが、何も口にしようとしません。 唯一、チュールを人差し指に付けて口元に持って行った時だけ、舐めてくれました。が、それも、5回ぐらい舐めたら、もういらない・・・と、そっぽ向きます。 24時間ずーっと、介護するわけにもいかないし、チーコだってずーっと人間が近くに居たら休まらないでしょうしね。 お正月までは持たないのかなぁ。 息子が保護してくれたチーコ母ちゃんだけに、息子に最期に会って欲しいなぁと思っていますが・・・・。
by aiarchi555
| 2024-12-08 12:48
| 俗人
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