福井県へ その⑱ ラストです

　旅から戻って、もう5日も経つので、そろそろまとめ日記も終わらないと・・。

　11月1日、旅の3日目。

本来の目的だった会議と現地研修会の2日間に亙るスケジュールは全部終了し、ここからは完全に一人の自由行動です。

　あらかじめ延岡市の担当者から、帰りの行程の予定表をいただいていましたので、それに基づいて新幹線とサンダーバードの切符をあらかじめ予約しています。

16時ぐらいまで時間がある・・ってことで・・・。

　まずはお約束・・・地元の美味しいパン屋さんへ。

ネットでいろいろと情報収集して、人気のパン屋さん・・・ってことでしたので、行ってみました。

お昼ごはんの調達も兼ねて（笑）、総菜パン系が多いですね。
空港での待ち時間に、晩御飯にもなるように、ちょっと多めに買いました。

　そして・・・、あそこへ。

ぽつぽつと雨も降り始め、あいにくの天気になってしまって、紅葉見物どころじゃなくなってしまいました。

と言うか、紅葉はほとんど見られず・・・・。　天守の一番高いところまで登りました。
めっちゃ、急な階段・・、いやもはや階段と言うよりはしご。
遠くまで見渡せました。お天気が良かったら、日本海が見えたはずです。北陸新幹線の高架が、田んぼの中を一直線に走っていますね。
　屋根は、福井城と同じ、地元の石、笏谷石しゃくだにいし　でした。石の肌と、淡い緑やブルーがかった色がきれいです。

　石垣は、野面積みという積み方。自然石を加工せずに積み上げた方法で、お城の石垣では、古い手法になります。江戸城のような整然とした石垣とは趣が野性的で、戦国時代の雰囲気が伝わって来そうな力強さです。

　お城の下には、工事中の施設がありまして、形が面白いと思って、帰って来てから調べてみました。東京の設計事務所さんが意匠設計、特殊な懸垂構造の屋根は東大大学院の佐藤淳准教授の設計だそうです。


排水溝のグレーチングにも趣向が凝らされていました。

　

　そっからさらに足を伸ばして・・。

　東尋坊は雨でした。

下りてウロウロすると時間も心配だし、雨だったので、写真だけ撮って即退散。

お天気が良かったら、丸岡城を早々に切り上げて、遊覧船に乗りたかった。

　予約していた新幹線にも無事に乗れ、サンダーバードへの乗り継ぎもスムーズに行きました。

疲れてどっちも爆睡でしたが・・・。

　空港リムジンバスが40分ぐらい遅れて、冷や冷やしました。

空港で1時間ぐらい待ち時間がある計算でしたが、保安検査場から急いで搭乗口へ。

買ってきたパンが役に立ちました。

晩ご飯を食べる時間もなかったので、つまみ食い。

飛行機もまたまた離陸が遅れまして、着陸してからＪＲの電車へのつなぎ時間が５分しかない・・・。

走って走って、ギリギリセーフで乗れました。

今回の旅で、一番疲れたのがコレ。

陸上部だった頃の、血の階段上りを思い出させるぐらいに、走りましたぞ。

これを逃したら、最終の各駅停車しか残ってなくて、それで帰ったら、帰宅が23時過ぎになってしまうので、意地でも乗りたかったのでした。

　最後の最後までドタバタの旅でしたが、泊りがけの旅は本当に久しぶりで、楽しかったです。

各地の鉄道の駅が、どんどん建て替わって、巨大化して、どこに何があるのか、新幹線の自動切符売り場とか、予約の仕方とか、もうついていけない・・・ってくらいにオバサンになってしまったのを痛感した旅でした。

　3日目のスマホ万歩計　15,755歩。

　つづきはありません。