福井県へ その③

　ハピラインふくい　武生駅で下車。

すでに15時前になっていましたが、ここから徒歩15分ほどのところに、立ち寄りたい場所がありました。

　いわさきちひろ生家　「ちひろの生まれた家」記念館

　絵本画家いわさきちひろが亡くなって、今年で50年。

東京練馬・安曇野にそれぞれある、ちひろ美術館では、特別展覧会が開催されるなどされています。

まだ安曇野の美術館には行けていませんが、東京の美術館には7年前行きました。

今年、たまたま福井を訪れる機会をいただき、そうだ、この記念の年に、武生に寄って来ようと思い立ちました。

　新幹線を使わなった理由は、そういうわけなのですが、駅から歩いて記念館に向かう途中、歴史ある越前武生の街並みを見ることができ、それもまた嬉しいおまけがついてきました。

　武生は、奈良時代から越前国の国府がおかれた土地で、平安時代には、今大河ドラマの主人公として取り上げられている紫式部も過ごしたことのある歴史あるまちです。

　だるまちゃんシリーズでも有名な絵本作家のかこさとしさんの出身地でもあるそうです。

かこさとしさんの絵本館もあるのですが、ちょっと今回は時間的に難しい・・・。

　駅から歩いて5分ほどのところで、『武生公会堂記念館』に出会いました。

昭和４年の建造物。

老朽化して取り壊しの危機もあったそうですが、地元市民の要望で、平成17年に改修工事を経て活用され今に至るそうです。

平成27年には、国登録有形文化財にもなったそうです。

　時間の都合で、内部の展示物は見てきませんでした。メインの目的に時間を使いたいのでね。でも、赤い和紙をはこに入れて来ましたよ。

　目的地までは、あえて狭い路地を選びながら歩きました。昔からの料亭が結構何件も残っていて、風情ある路地は、武生の歴史を感じました。
　さてと・・、第一目的の記念館は、16時まで。15時過ぎ、ようやくたどり着きましたぞ。
その④につづく