博多２日目

　実際に行った日から、１０日も時間が経ってしまったので、もう何か過去のこと・・・って気もしますが、写真だけは残しておきましょう。

　前回の記事で書いた通り、仕事で訪れた博多です。

１日目の夜は、施主さんご一行さまと一緒に、イタリアンをご馳走になりまして、２次会の中洲にもお供しまして、終了。

若い衆は、その後ラーメンに行ったのだとか・・・、さすが２０代（笑）

　２日目の朝、集合時間はゆっくり目だったので、朝食をゆっくり、たらふくいただきました。

本場、博多の明太子がうまうまで、朝からご飯をおかわりするほど。

　集合時間まで、まだ時間があったので、ちょっくらお散歩へ。

ホテルロビーとエントランス写真です↓

　ホテルの近くの冷泉公園。

『旧川口町』という石柱がありました。

博多の町の成り立ちとか、歴史とか、調べたら面白そう。

『冷泉』という地名も、元は京都の冷泉大納言が、勅命で博多にやってきたことが由来だという説もあるそうです。
京都の祇園祭と博多のの祇園祭の関係とか、街を通りや筋で整備し、通りごとに祭りの山車を作った・・とか、いろいろ京都の町と博多の町には似ていることがたくさんありますね。

ちょっと調べたら勉強になりそうですが、今回はスルーします（笑）

　それにしても、博多の街の真ん中に、こんなに広くて、何にもない（失礼）公園があり、巨木がたくさん育っている緑地があることは、羨ましいことです。

巨木の間から、泊まったホテルが見えました。

それにしても、右手のヒマラヤスギでしょうか？めちゃめちゃ高くて、驚きました。

カエデの実もたわわになっていました。

　公園のど真ん中に、戦災記念碑。

そうか、博多の町も大空襲に遭って、たくさんの市民が犠牲になったのですね。

昭和40年に、この冷泉公園に『戦災死没者慰霊塔』が出来て、毎年慰霊祭が行われているのだとか。

博多の空襲について

この日は土曜日で、部活かサークルか、サッカーの練習をしていました。

慰霊碑と言うと、気軽に触ってはいけないような厳かなもののような気もしますが、現代を生きる若い少年たちが元気にスポーツをしている様子を見守るように鎮座している慰霊碑、その石盤にバッグを並べておいている様子も、何だか微笑ましいことのようにも思えます。

そのぐらい、この慰霊碑が地元にとっては、日常の普通の景色になった証だろうし、ここで普通に生きていたであろう犠牲者の方々にとっても、嬉しいことなのかもしれませんな。

　そこから、中洲の方に向かって歩きましたが、あんまり遠くに行くと集合時間に間に合わなくなりそうで、川を渡って大通りに出て、ぐるーっと一回りして帰ってきました。

途中、博多座の前を通りました。

　無事にホテルに帰って、集合時間にも間に合いました。

博多駅バスターミナルから、延岡行の高速バス『ごかせ号』で帰路につきます。

　この日は10月の連休初日で、お天気も良く、博多からお出かけする人も多かったのでしょう。

福岡都市高速道路での大渋滞に巻き込まれ、バスは博多を出発して大宰府料金所を通過するまでに、何と１時間以上もかかりました。

結果、延岡に到着するのも１時間遅れ。

　久しぶりのお泊り旅行でした。

仕事ついでだったので、不完全燃焼気味ではありますが、日常を離れて、旅気分は十分味わえました。

　施主さんご一行さま、本当にお世話になりました。