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3日水曜日、大分へ。
お誘いくださったOさん、Oさんの同級生で図書館勤務のNさん、みんなの共通の知り合い雑貨店のMさんと、私の4人で・・。 みんな職業も違って、各々の関心事や興味も違う中、それでも行った先々ではそれぞれが大切な「種」を得ていたようでした。 大分在住でOさんのお仕事のお仲間Kちゃんが、道案内役で登場してくださり、厚かましくもKちゃんの車に全員乗り込み、運転手から道案内から大分建築ガイドまで(笑)ほんとに助かりましたし、みんな初対面とは思えないフランクさ。 学生時代、地元で美術を専攻しただけあって、県在住の芸術家の作品や動向にもお詳しく、解説付きの街歩き。 大分市内の街角にはあちこちに彫刻やブロンズ像が置かれ、何か、宮崎や延岡の街の空気感と違うのでした。 通りかかった大分県庁玄関前のピロティに、是非見て欲しい・・というレリーフ壁画があるというので、車を回してくださって見てきました。 「流政之(1923年生~2018年没)」という世界的に有名な彫刻家の「石の滝」という作品だそうです。 建物の壁面にも「恋矢車」というRC型枠打ち込みのレリーフも流氏の作品。 大分県庁は、DOCOMOMO Japan No.259にも選ばれた現役のモダニズム建築です。 次は、磯崎新の大分アートプラザ。 過去にもう何度も訪れたことがありますが、年々建物内がきれいになっている気がする・・・。 磯崎がプリツカー賞を取る前は、寂れて老朽化した昭和のモダン建築・・・って感じでしたが、まだまだ現役です。 致命的な雨漏りとか、構造の脆弱さとかが無ければ、適切に手を入れて日々使うことで、建築はとても長く生き延びられる・・というお手本のような施設です。 建物の写真は無しです。 階段室の写真です。 アートプラザの隣に、つい先日、4月1日からオープンした施設があり、そこにも寄りました。 「荷揚町小学校跡地複合公共施設」と商業施設の「荷揚リンクスクエア」。 複合公共施設の2階コモンスペースでは、キリンの絵で知られる画家「北村直登」氏の展覧会が開催されていて、そこには大きなキャンバスも置かれ、実際に北村氏がそこで絵を描くところが見られる・・・という催し。 画材を箱に入れて運んで来た北村氏、箱の底が抜けてしまって、廊下に盛大に画材をぶちまけてしまったところに、私たちが遭遇し、拾うのをお手伝いした・・・という出会い方。 来場していた小さな男の子のリクエストで「モササウルス」という恐竜を、見学者に囲まれながら大きなキャンバスに描くのを、ずーっと見入っていた4人、その間、私は一人で建物内をうろうろ見学。 現在進行中の仕事は、3階建ての事務所建築。 EV廻りとか、防火区画の階段とか、トイレとか、エントランス風除室とか、その他諸々、いい勉強材料になりました。 お昼をとっくに過ぎていましたが、これからランチです。 メインイベントの、カモシカ書店近くのお店に、Kちゃんが連れて行ってくれました。 大分名物だんご汁ととり天の定食。 いよいよ「カモシカ書店」。 こんな場所が、住んでいる延岡にもあって欲しい・・・と思いました。 帰り道、駐車場に戻りながら・・・。 「赤レンガ館」東京駅の設計と同じ辰野金吾の設計。 この日は休館日だったので、次回リベンジします。 伊予銀行のファサード 大分市役所は、やっぱかっこええ。 裏面なのに、すごいディテール。 大分市内の、県庁と市役所周辺だけの狭い範囲での街ブラでしたが、まだまだ見どころがいっぱいありそうな大分。 やっぱ、建築と芸術の町ですな。 そういう場所で育つから、文化や芸術、そして建築を大切にする精神が育つのでしょうな。 何でもかんでも、貴重な建築を片っ端から壊して、マンションや駐車場にしてしまう延岡とは大違いです。 また来よう、今度はあそことここ・・・そうだ竹田にもいこう!!と俄然盛り上がりながら・・・・・。
by aiarchi555
| 2024-04-06 19:15
| 趣味人
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