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「保育園第二園舎」
何と何と今日から外壁張りが始まっております。 とってもタイトな工期と、45分準耐火建築物であることと、敷地が準防火地域内であること・・などなどの諸条件から、外壁は乾式のサイディングボード張りです。 木造でそこそこ中規模な建築なので、外壁の面積も相当なもんです。 お昼頃に現場に行ったら、北側の面は結構進んでいて驚きました。 外壁張りの専門業者さんだけあって、慣れているというか、ジャンジャン切って張ってます。 室内では、断熱材入れと平行して、電気屋さんがスイッチ・コンセントボックスの取付けを進めています。 午前中、2階をだだーっと終わらせてくださったようで、2階だけチェックしてきました。 設計内容と違う箇所については、現場監督さんとその場で話し合って、お互いの考えをすり合わせます。 スイッチの位置などは、どっちが使い勝手がいいか・・・、双方共が施主さんや使う職員さんの立場になって考えているのですが、やはり住宅の設計ばかりしている私には思いもつかない施設系の設計の考え方もあるのだなぁ・・と勉強になります。 埋め込むボックスは鋼製のものを使います。 準耐火建築物なので、出来上がったら見えなくなる部分も、しっかりと耐火性能を持たせて施工しなければなりません。 鋼製のボックスと言えば、亜鉛メッキしたものを想像していましたが、最近は塗装(カチオン電着塗装)品もあるのですね。 そしてボックスが仕込まれると、そこに配線を通す作業をして、壁に石膏ボードを張っていきます。 すでに石膏ボードが2階に積み上げられていました。 Gypsum Boadとは、石膏ボードのこと。Gypsumって、骨折した時に固定するギプスのことね。 石膏ボードには、防水性や耐火性など、いろんな機能を持たせた種類があって、「-F」のFはFire=火のこと、つまり耐火性能を持った強化石膏ボードのことです。 45分準耐火建築物なので、石膏ボードの種類や厚さ、重ね張りするかしないか・・など、法的な規制がいろいろありまして、使い分けを現場監督さんが設計図通りにしっかり把握してくださっています。 すでに114条区画となる壁の施工も始まっていて、天井裏に隠れてしまう部分も、野地板の下端までこの強化石膏ボードを両面から張り上げます。 もう毎日毎日、どんどん工事が進んでしまうので、おちおちしてる暇はないのだ・・・。 もちろん現場監督さんが全部確認して写真撮ってくださっているのですが、住宅以外の施設系の設計はまだまだ初心者なので、日々現場に通って勉強させてもらっています。 明日はもっと冷え込む予報です。 冬の現場作業は、手がかじかんで、堪えますな。 職人さん達、本当にご苦労様です。
by aiarchi555
| 2023-12-01 18:39
| 仕事人
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