奈良へ 旅の記録⑭

　さて、元興寺に向かいます。
途中、歩いていると、キリがないぐらいに登録文化財の建物に出くわしてしまいます。


「吉田蚊帳店舗　よしだかちょうてんぽ」江戸末期昭和20年代に土蔵風に整えられたとのこと。今は、「吉田蚊帳」のお店になっていて、中はとってもおしゃれでした。
主屋の方も、登録文化財です。

明治時代前期の建物だそうです。


町の字名というか、細かい区割りごとについた町名の説明が、こんな風に説明看板になっていて、路地を曲がったりすると出くわします。


「木奥家住宅主屋」登録有形文化財

「春日座大工木奥家資料」奈良市指定文化財




元興寺塔址

このあたりは、元興寺の南大門や金堂などがあった場所だそうです。

今は、こっち側の門からは入れなくなっていて、ここを見た後、元興寺の東門の方に回ります。

元興寺と奈良町の説明

「芝突抜町」の町名の由来

元興寺が衰退して、次第に宅地化されていく中で、もともと道がなかったところにも道が出来てきて、寂れて芝が生えていた旧境内を貫通して（突き抜けて）、鵲町（かささぎ）に道が通ったことが由来なのだと。
今の元興寺境内の塀


ようやく東門にたどり着きました。