快晴のもと、建て方工事

「H様邸」

工務店さんの設計監理のお手伝い仕事。

　若い大工さんが、初めて新築工事を元請けとして一括で請け負った現場です。

人手不足や職人の高齢化が、業界全体の問題になっていますが、こうして若い大工さんが独立して新たに仕事を請け負っていこうという気概に、少しでも協力できれば・・と思います。

　今日からクレーン建て方工事で、見に行って来ました。

秋の青空の元で建て方工事は、見ていて清々しいですが、実際はかなり暑い（笑）。

まずはお約束の床下チェック。

１階桁天から２階桁天まで780㎜ぐらい。

２階桁天までの通し柱に桁を刺していく架構。

そして２階桁天（地回り）の４隅から、家の中心に向かって上っていく方形（ほうぎょう）屋根の構造になります。

　若い人の斬新なプランを、構造的に成り立たせ、法的なことをクリアさせ、施工性を考え、コストも抑え・・・というところで、いろいろとアドバイスをさせてもらいながら進めてきました。

　現場に届いているプレカット済みの部材は、見たことない形状に加工されているものがたくさん。

　一旦、午後からの別件打合せのため退散しましたが、建て方工事をずーっと見ていたい感じ。

　たくさんの通し柱に桁を刺していく架構のため、順番がとっても大事。

今日は、プレカット工場の方も現場に来てくださっており、的確な指示を出しながら、若い大工さん４人が頑張っています。

夕方、また、見に行ってきます。