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今年4月末に、ひょんなことから生後4日目の仔猫を預かって、ミルクボランティアすることになりました。
とある車屋さんで生まれた5匹の仔猫。 そのうち2匹をだけを連れて母猫は引っ越してしまったとか。 残された3匹は、うちで2カ月弱過ごし、譲渡先を探してくださる方のご自宅に移り、その後3匹揃って同じ里親さんの家にもらわれていきました。 兄妹をバラバラにしないように・・・と、心優しい方の元で、きっと幸せに暮らしていることでしょう。 その後6月中旬、母猫が連れて行った2匹のうちの1匹を、保護することができて、その子も無事に里親さんが見つかりました。 里親さんが送ってくださった写真では、先住猫さんとのツーショットで、とてもかわいがられていることが伝わってきました。 もう1匹は、母猫父猫と一緒だし、母猫も父猫もTNRしましたので、家族で一緒に暮らして行って欲しいと思っていました。 そのYさんご自身も保護猫を飼っていらっしゃり、私たちのやっていることに理解を示してくださっていました。 私たちが父猫母猫仔猫を探していたことを知っていて、連絡先を交換して、餌やりなどの協力をしてくださった方です。 先述の1匹を保護してくださったのも、Yさんでした。 そのYさんからの連絡で、残された1匹の仔猫に違いないであろう、まだ小さな猫が、敷地内に来ている・・とのこと。 連日同じ場所にご飯をあげてくださり、ここに来たらご飯がある・・ということを仔猫に覚えさせ、捕獲しやすい前準備をしてきてくださいました。 ただ、親猫をここしばらくの間ずーっと見かけない・・とのことで、仔猫がガリガリにやせていました。 親子水入らずで暮らしていければ・・・・と以前は思っていたのですが、親から独り立ちしたのか、はぐれたのかはわかりませんが、痩せてひもじい思いをしている、まだ生後4か月の仔猫を放置することはできません。 痩せてた体力が弱って病気になったり、カラスに襲われたりすることもありますからね。 で、Yさんに連絡し、9/9土曜日に、仔猫保護を実行することになりました。 以前3匹の里親探しをしてくださったkさんも同行してくださいました。 日頃、同じ場所でご飯をあげてくださっていたので、そこに捕獲器を2台仕掛けて、人間の気配を消すためにしばらく場所を変えて、2時間後ぐらいに戻ってみると、車のライトで反射した2つの光る眼が捕獲器の中から見えました。 良かった・・・入っていました。 早速自宅に連れ帰り、少し大きめのケージに移し替えようとしたのですが、まだ小さく、そしてとても怖がって大暴れしていた仔猫は、ケージの入口に捕獲器の入口を差し込んで移動させようとしている時に、暴れて隙間からすり抜けて出てしまいました。 と言っても、猫部屋を締め切った中でのことなので、室内放し飼いという状態なのですが。 やはり、生後4か月にもなり、人間との接触が一度もなかった仔猫は、ものすごく怖がって、1mの距離に近づくこともできません。 とにかくすばしっこく、命を張って歯をむき出し、爪を立て、唸り声をあげて反撃してきました。 捕まったことだけでも恐怖なのに、追いかけまわして恐怖を増大させるのはかわいそうだと思い、その晩は、そのままそーっとすることにしました。 先住の大人猫たちは、威嚇することも、攻撃することもなく、黙って見守ってくれていました。 一晩経ちまして、今日、猫部屋に行くと・・・。 相変わらず部屋の隅でうずくまっています。 仔猫ようチュールを口元に近づけると、爪を立てた手で払い飛ばされてしまいました。 なので、容器に入れてあげました。 3本平らげました。よほどお腹がすいていたのでしょう。 昨晩置いておいたカリカリは、チュールをトッピングしたところだけ食べて、あとは残していました。 しばらくは、仔猫用のソフトフードをあげてみようと思います。 Kさんが今日、そのソフトフードを差し入れで、自宅に届けてくださいました。 大人猫のやることを観察して覚えたのでしょうね、水を飲む場所もわかっていて、ちゅーるを3本平らげた後、お水を飲みましたし、トイレも粗相している形跡がないので、きっと上手にできたのでしょう。 キャットタワーの上段の方に上って、お外を眺めたりする姿も見られました。 焦らず、徐々に心開いてくれることを期待します。 廃車がたくさん並ぶ敷地で、いくつもの廃車を転々としながら母猫は子育てをし、初夏になって廃車の中が暑くなってからは、裏山に引越し、何を食べて生きて来たのかわかりませんが、よく生き延びていてくれた・・と思います。 母猫を捕獲して不妊手術に連れて行った数日間は、仔猫2匹だけで母猫の帰りを待っていたことでしょう。 その1匹もある日突然いなくなり(保護して譲渡)、親ともはぐれ(たのかどうかわかりませんが、もしかしたら親は仔猫を探しているかもしれませんね)、さぞかし心細い不安な日々だったと思います。 必死の思いで生きて来たことを考えると、涙が出そうです。 同じ日に、同じところで一緒に生まれた5匹なのに、運命の違いで、こんなにも境遇が変わってしまいました。 他の4匹は暑さ寒さをしのげる家の中で、美味しいものをもらいながら、のほほんと生きて来たのに、この子は雨風をボロボロの廃車の中や山の中でしのいできたのでしょうな。 3匹のミルボラから始まった仔猫保護が、結果、5匹とも無事に保護できたことは、奇跡だと思います。 この猫親子のことを日頃から心配して、ご飯をあげてくださったYさんはじめ、その企業の社員の皆さんにも、本当に感謝します。 野良で育った子が、そんなに簡単に人間に心を開くもんじゃないことは、過去に何匹も野良さんと付き合ってきましたので、知っているつもりですが、まだ4カ月の仔猫・・ということに期待したいと思います。
by aiarchi555
| 2023-09-10 19:13
| 趣味人
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Comments(1)
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