町の文房具屋さん

　申請書類のファイルは片手で持つのが難しいぐらいに分厚くなりまして、図面をA4サイズになるように折るため、背部分と腹部分の厚みがだいぶ変わってきます。

そこで、製本用スペーサーという厚み調整材を背の方（綴じる穴がある側）に入れるわけですが、そのスペーサーを買いに文房具屋さんに行きました。

　本当なら朝一番で確認申請を提出したかったのですが、文房具屋さんの開店時間が10時だったのでちょっとゆっくり目のスタート。

市内で一番大きな文具店へ。

去年かな？場所移転して建替えしたばかりの大きな建物で、銀行ATMとか、パン屋さんとか、同じ建物内に入っていて、ちょっとしたショッピングモール的な感じになりました。

10時開店と同時に一番乗りで店内へ。

自分で売り場を探すより、店員さんに聞いた方が早いと思って、尋ねました。

「製本用枕」って言うのね、業界では・・・・。

売り場に置いてなくて、在庫があるか、裏方の方にインカムで尋ねてくださいましたが、今は取り扱っていない・・・とのこと。

　おばさん根性が出て「ここになかったら、市内で扱ってる店は、ないでしょうね」って言うと、「丸文さんにあるかも・・・、うちと同じぐらい老舗の文房具屋さんだから」と教えてくださいました。情報ありがとうございます。

早速電話すると、ある・・とのお返事。

　博労町のかつて賑わったであろう商店街に、その文房具屋さんはありました。

なるほど、懐かしい感じの文房具屋さん。一方通行の細い路地にある駐車場を見つけるのに、苦労しました（笑）。

早速購入して、ファイルに綴じ込みました。

　町の商店街の専門店は、大型店舗の進出や経営者の高齢化、後継ぎ問題などなどで、どんどん店を畳んでいっています。

そして、最近はネット通販で何でも買える時代になりましたしね。

きっと私も、今日明日すぐに必要・・・ってことでなければ、きっとネットで買っていたのでしょうけど、すぐ必要という場合は、やはり地元の店ですぐ手に入る方がありがたいこともあります。都合のいい勝手な話だけど・・。

　市内で一番大きな文具店は、宮崎市や県外にも店舗を次々と建てているお馴染みのお店ですが、売れ筋以外の滅多に出ない商品は取り扱わなくなったのでしょうな。

文房具店というか、もはやファンシーショップか雑貨屋さん的なイメージの方が強くなりました。

　昔ながらの町の商店街の文房具屋さんは、今回初めて知りました。

きっと昔から事務用品などの取引があるお得意さんの会社などがあるのでしょうけど、一般客はあまり訪れることはなさそうな雰囲気。

急いでいる時に、求めていたものがあった時の安堵感、本当に助かりました。

やっぱ、昔ながらの専門店は、頑張って残って欲しい・・と思いました、都合のいい勝手な話だけど・・。

　あちこちしましたが、午前中に無事に提出。

　午後の予定は、先方さんがインフルエンザで寝込んでおられるとかで、キャンセルになりました。

そして、別件でお電話した方も、現在入院中だとか。

いろいろ予定変更の午後でした。

　明日は朝から晩まで、宮崎です。