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15日土曜日の午前。
今日は映画。 山田洋次監督の最新作。 一般公開は9月1日なのだけど、日向市で特別先行上映会がありました。 主催は「山田会」。 山田会の活動履歴は、それはそれは厚みのあるものです。 会の代表者は私とほぼ同じ年齢です。 30年前・・・だから、20代の頃に山田監督に直訴の手紙を送ったってことですね。 そこからこれまでの活動は、山田映画の一ファンとしてのものではもはやなくなって、日向市、そして、日向市を越えた大きな活動になったのですな。 現に、私のように日向市民でない人も大勢来ていたと思います。 私の隣の席には、都城から来られたという男性が座っておられ、もう何度も山田会の試写会に来られているとのこと。 そして、そういう話を、初対面なのに気軽にできて盛り上がる・・というのも、この山田会ならではなのでしょうね。 上映前に山田監督が会場に現れ、客席に座って、観客と一緒に映画を観るというスタイルは、山田組の恒例なのでしょう。 私は、前回、友人に誘ってもらって、初めて参加させていただきましたが、その時はコロナのためにオンラインでのご登壇でしたので・・・。 今回もその友人と一緒に来ました。 映画は、山田節満載で、笑い有り涙有りの胸の温まる作品でした。 一つの映画のストーリーの中に、家族の問題だけじゃなく、社会の問題、企業の問題、戦争の記憶、生き方を見直す・・といった骨太のテーマがてんこ盛りでした。 それを重苦しくなく、誰の心にも拒絶反応を持たせることなくスーッと受け入れられる話として映画にしているところは、いつものことながらすごいなぁと思います。 私の好きな俳優さん、田中泯さんがとても良かったデス。 上映後、ステージに山田監督と、山田映画の常連俳優である北山雅康さんが登壇される際、黄色いハンカチを会場の全員で降って座席をまっ黄色に染めてお迎えする・・という演出。 入場の際にパンフレットと一緒に黄色いハンカチを配布するという徹底ぶりです。 その一面の黄色い光景に、監督はやっぱ感動するのでしょうね。 「お帰りなさい」の代名詞ですからねぇ。 全国各地で試写会をするけれど、日向には特別な思いを持ってくださっているとのことでした。 上映前の注意事項とかで「私語はしないでください・・前の座席を蹴飛ばさないでください・・・」とか言われる時代になりましたが、日向の会場では一切そういう注意事項がない・・・昭和の映画館のように、観客がのびのびと笑ったり前の座席を蹴飛ばしたり(いやいやそれはないけど)しながら、それぞれが自由に映画を楽しんでいる・・・それがとても嬉しい・・とおっしゃってくださいました。 15分ぐらい、お二人のトークを聞くことができましたが、残念なことに午後からの予定が入っていて、途中で会場を出て来ました。 一緒に来た友人にも申し訳なかったです、ごめんなさい。 感想のアンケート用紙を出す時間もなかったけれど、この場を借りて、感動の気持ちを綴っておきます。 山田監督もご高齢になられ、次また日向に来てくださるかどうか・・・心配ですが、この活動がずーっとずーっと続きますように。
by aiarchi555
| 2023-07-17 11:23
| 趣味人
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