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何とまあ、時間の流れが速いのでしょうか?
もう今年の半分が終わってしまいましたね。 今日から7月です。 この半年、一体何をやったのか・・・と不安にもなりますが、振り返ってみたら、それなりにいろいろと事が進んでいるようないないような・・・。 リノベーションの工事を進めながら、新築案件の仕込みをずーっとやっていたということで、これから今年の後半戦、現場が動きだすことを期待します。 プライベートでも、激震が走りましたな。 母の思いがけない入院。 これまでとは違った先行きの暗い事態になるのか・・・と、一時は本当に心配しました。 実家には兄妹も帰って来て、家族会議もしたりして、仕事と介護の両立生活が始まるのか・・・と不安もありましたが、母はしぶとかった(笑) 少しずつ回復に向かっております。 また家に帰って来ることができると、確信しております。 そして、今日はもうひとつ、嬉しい知らせが・・・。 保護した仔猫に里親さんが決まり、無事に譲渡されたとのこと。 この話は、すこし複雑で長くなりますが・・・・記録として残しておきます。 4月29日、某企業の敷地内で5匹仔猫が生れている・・・と、猫縁結びの会のメンバーに連絡が入りました。 実際に、仔猫が生れていたのは25日のことで、すでに数日が経っておりました。 仔猫を保護して、母猫も捕獲して、安全な場所で子育てをしてもらって、仔猫の離乳が済んだら母猫の不妊手術を・・というシナリオを作って、某企業さんに向かったのでした。 到着すると、母猫が2匹だけを連れて引越ししてしまい、3匹を残したままでした。 きっと母猫は残した3匹も後で迎えに来るだろうとは思いましたが、生後4日目です。このまま放置されてどのぐらいの時間が経過したのかもわからず、もしかしたら、前日は雨だったので、母猫は連れて行った仔猫を守るために動けず、この3匹はその間ずーっと放置されていたかもしれません。 すでに日が暮れようとしており、お天気もまた悪くなってきて、もし母猫がこのまま現れなかったら、この子たちは明日の朝早くカラスにやられるかもしれないし、アナグマが咥えていくかもしれません(アナグマが出そうな山が近い場所だったので)。 そして、母猫が過酷な野良生活で5匹ともを健康に無事に育てられるか・・・ということを考えると、このままここに置いて帰ることができませんでした。 そして3匹にミルクを飲ませながら育てた話は、過去blogにも書いた通りです。 実は、その後の話があったのですが、まだ記録していませんでした。 その後も、某企業さんやそのお隣の企業さんの敷地内には、何度も母猫と仔猫を探しに行ったのですが、どうやら別の猫がいる・・とのことで、捕獲器を仕掛けました。 オスが入りました。 パパ猫でした。 去勢手術に連れて行ってもらって、リターン。 オス猫を去勢したので、母猫が再度妊娠するリスクもなくなりました。 しばらくのんびりと子育てに専念してもらおう・・・と時間を置くことにしました。 その後、仔猫がよちよちと歩き回るような月齢になったため、企業の敷地内で交通事故に遭う危険性も考えて、母と子を一緒に捕獲できれば・・と、複数台の捕獲器を置いて、朝晩朝晩と餌や水を取替に行ったり通いました。 企業の方から、母猫と仔猫が一緒にいた・・という目撃情報ももらっていたので、その付近に捕獲器を置きました。 すると、母猫だけが入りました。 悩みました。不妊手術に連れていくべきかどうか・・・・。 5月25日 仔猫が生れてちょうど1カ月目の日です。 この企業さんの敷地内を、連日のように、うろうろと猫探しさせてもらっていましたし、社員さんからは「上司があまり快く思っていない」ということも聞いていました。一緒に保護活動をしていた仲間が、このまま母猫を不妊手術に連れていきましょう・・と決断しました。 この間、仔猫が無事でいるかどうか・・・、本当に本当に心配しました。 決断した仲間も、本当に良かったのだろうか・・・と、急に弱気になったりしましたが。 そして母猫も無事にリターンしました。 企業の敷地ではなく、その裏の方にある山の方に、一目散に走っていきました。 きっと裏山に仔猫を隠している場所があったのでしょう。 どうか、仔猫が無事でいますように・・・・・と祈るしかありませんでした。 それからまた日が経って、6月19日、企業の社員さんから、夕方6時前にお電話がありました。 仔猫を保護している・・・と。 敷地内をパパ猫と一緒にうろうろしていた仔猫を、別の社員さんが、素手で捕まえた・・とのこと。 おお!!仔猫は無事に生きていてくれたのだ・・と、嬉しさがこみあげてみました。 どうしますか???と電話で聞かれ、一瞬、迷いました。 まだ小さいから、そのまま放して、親猫の元に居させるべきか・・・、それもとこのまま保護して里親さんにつなぐべきか・・・・・。 仲間にも相談して、保護することにしました。 ちょうど、1週間後の日曜日に、譲渡会が企画されていましたので、そこに連れて行こうという話になりました。 夕方6時過ぎ、仔猫を預かりに企業の敷地に行き、段ボールに入った仔猫を受け取ろうとした、その時。 裏山から、ママ猫とパパ猫が2匹揃って、猛ダッシュで走ってきて、企業の敷地にやってきました。 パパ猫が「一緒に散歩していた仔猫が人間に捕まった」と母猫に知らせに山に行って、母猫と一緒に敷地内に戻って来たとしか思えないような状況でした。 猫が全速力で走ってくるような感じで、山から下りて来たのでした。 社員さんと私は、それを見て驚き、ママ猫とパパ猫を目で追いました。 パパ猫は途中で立ち止まり、私たち人間の方をじーっと見ていました。 そっちに向かっていこうとすると、だんだんと茂みの方に逃げて行き、また茂みの陰から、私たちを睨みつけるようにじーっとこっちを見ているのでした。 パパ猫は、自分にくっついて無邪気に散歩していた仔猫を、人間に捕まえられたことがわかっているのでしょう。 もう、そのことを考えると、胸が苦しくて、この子を連れて帰っていいのだろうか・・・と、本当に本当に悩みました。 できることなら、ここで家族そろって、穏やかに生きていった欲しいと思うのですが、企業の敷地内を野良猫がうろつくことを許してくれない環境で、人間と野良猫がお互いに気持ちよく共生できるように・・と考えたのでした。 仔猫がオス猫だったならば、成長したら家族から追い出される運命に遭います。 猫の社会はそういう掟になっています。 群れにオスは複数いられないのです。 若いオス猫は、家族を追われ、餌と伴侶を求めてさまようことになります。 だから、このまま成長しても、どこかで1匹で寂しく生きていかなければならないかもしれません。 いろんなことを考えた結果、やはり、この仔猫を保護して、里親さんを探そう・・ということなったのでした。 保護した当日、我が家で1泊したこの仔猫です。この時はメスだと思っていましたが、病院でオスだと判明。 鼻の黒いのは斑ですが、その上のは汚れだったことが、その後、きれいになった写真と比べてわかりました。 翌日には、先に保護した3匹を預かってくださっている仲間の自宅に一緒に合流することになりました。 ところが、またまた問題発生。 先に保護した3匹は検査の結果、猫エイズウィルス陽性であることがわかりました。 同じ母猫から生まれたのに、後で保護した1匹は陰性でした。 なので、同じケージに入れてあげることが出来ず、せっかく兄妹に再開できたのに、一緒に遊ぶこともできませんでした。 すると、もう一人別の仲間の方が、全く素性の違う仔猫を保護していまして、その子と一緒にしたらどうか・・と、連れて帰ってくださることになりました。 仔猫って、本当に人懐っこくてかわいいです。 全く素性の違う仔猫同士だったのに、とっても仲良くなったとのこと。 日々、プロレスごっこ炸裂の動画を見せてもらって、本当に安心しました。 譲渡会では、ご縁がなかったこの子たちですが、その後、各方面に里親募集を出して下った結果、最後に保護した仔猫(オスでした)の里親さん候補と、今日の午前中面談だったとのこと。 先住猫さんもいるご家庭とのことで、面談の結果、譲渡が決定しました。 無邪気にパパさんとお散歩していたら、突然人間に捕まって、知らない家をたらいまわしに連れて行かれ、本当に不安だったことでしょう。 一生大切に育てます・・と言ってくださったご家族に巡り合えて、都城に旅立つことになりました。 人間に捕まって2週間足らず、素早く里親さんが決まって、本当に良かった。 まだ、企業の裏山で、残った1匹を子育ているであろうパパ猫さんとママ猫さんにも、伝えたい・・・・。 幸せになりましたよぉ、安心してくださいねぇ。 長々と書きました。 いつか、書いておかなければ・・・と、ずーっと気になっていました。 だいぶ詳細や心情を端折りましたが、4月末に3匹の仔猫を保護することになって以来の、一連の出来事を記録できました(ホッ) まだ当の3匹は、里親さんが決まっていません。 引き続き、里親探しで仲間の方々にはお世話になりますが、いいご縁がありますように・・・・・。 3匹は生れてからずーっと一緒にいるので、今現在、寂しい思いはしていないと思います。それだけは救いです。 やっぱ、エイズウィルス保有というのがネックか? うちの猫部屋の子たちに感染していないか・・・って、仲間の方々が心配してくださっていますが、ウィルス感染したからと言って、発症するとは限りませんのでね。 私自身は心配していないのですわ。 3匹の、あれからまた少し成長した姿を、写真撮らせてもらいに行こうかな・・と思っています。 私のこと、覚えてるかな? 覚えてないやろなぁ。
by aiarchi555
| 2023-07-01 17:56
| 俗人
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Comments(3)
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aiarchi555 at 2023-07-01 18:23
先ほど、グループラインに、里親さんから送られてきた写真がUPされました。
都城市の新しい家で、早速走り回って遊んでいる様子、本当に安心しました。 過酷な外の世界で、母猫や父猫に大切に守られ育てられた仔猫を、親猫から引き離して捕まえて、人に渡す・・という鬼畜のような行為が、本当にいいことなのか・・・と、未だわかりません。 そんなことをしなければならないのは、猫が普通に生きていける社会を人間が認めない、人間が猫を追いつめているからだと思う自分がいます。 だから苦しいのでしょうね、心の底から、自分のしていることが正しいと思えないから・・・。 せめて、もらわれていった仔猫が、幸せに健やかに成長し、大切にかわいがってもらうことを、心の底から祈るばかりです。
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gr2020 at 2023-07-01 21:35
ドラマですね…
当事者ではありませんが苦悩が伝わりました ただそれ以上に喜びも伝わりました この子たちは絶対忘れることはないでしょう 素敵なお話をありがとうございました 健やかな成長を祈っています
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aiarchi555 at 2023-07-01 22:13
> gr2020さん
何か、自分のしていることの冷酷さを許してもらいたいがために、幸せになってもらわないと困る、、って思ってるのかもしれません。 明らかに危機に瀕している命ならともかく、親猫と幸せに暮らしている仔猫を捕まえることは、本当に良いことなのか、ずっと葛藤し続けると思います。 全部、人間の都合だと思うのですよ。
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