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リノベーションの現場。
昨日、月曜日からいよいよ室内の解体作業が始まっています。 建替えじゃなくてリノベーションなので、躯体やサッシなど既存の部分を再利用します。 なので、思いっきりガンガン解体!!というわけにはいかず、丁寧に慎重に解体を進めていきます。 そして、出た廃材を分別する作業もありまして、釘やビス1本1本を、外してはバケツに入れながら・・・という手間のかかる仕事でもあります。 今日は10時過ぎのお茶休憩の時間にお邪魔しました。 予告なしで突撃訪問したにもかかわらず、現場はきれいに片付いていて、釘1本も落ちていない状態。 1個所1個所、解体しながら同時に分別し、そして片付ける・・・をセットで進めている様子がうかがえました。 まずは現場の様子をオンパレードで。 もともとDKだった場所。 南北に長い敷地、なので家の形も南北に長い。 南側には玄関と洋間があって、このDKは一番北側に位置していました。 日当たりが悪く、冬は本当に寒いダイニングだったとのこと。 今回のリノベでは、この北側に水回りを移動させて、南側の洋間と水回りだった場所をつなげて、日当たりのいいDKに生まれ変わらせる予定。 浴室のUBも撤去されました。 その下からさらにタイル張りの壁と高基礎が出てきました。 そうです、新築当初は在来工法のタイル張り浴室だったのです。 その後、施主さんがこの家を中古で購入された際、UBに入れ替えてリフォームされました。 そして今回、浴室は、場所ごと移動することになりまして、このコンクリートの高基礎もはつって壊さなければなりません。 当初、在来のタイル張り浴室だった時の水染みでしょうか? 高基礎の上に載った土台に、部分的に黒いカビのようなシミがありますが、現在はまったく湿気も含んでおらず、木材の腐朽やシロアリ被害は見られません。安心しました。 見上げた写真。 屋根下地にも、濡れた跡はないですね。 昔の断熱材は、袋の表側が油紙のような素材になっていて、湿気を中に入れないようになっております。 桁下までしっかり入っています。 今回、断熱性能を上げるため、新しい断熱材に入れ替えを予定しています。 おや、ここからもタイルの壁が出てきました。 ここは廊下から使う物入になっておりましたが、もともと新築当初はトイレだったらしい・・・。 解体で出た廃材が外に積み上げられております。 DKで使われていた食器棚も今回処分されます。 ガラス戸の中のレース生地・・・、こういう日常よく目にしていた物たちが、ふと思い出に蘇ったりしますよね。 長い間ご苦労さま。 敷地境界のブロック塀の足元に、ドクダミの花が満開でした。 ドクダミという名前だけど、毒はありません。むしろ、生薬として古くから使われてきた植物です。 今風に言えば「和ハーブ」って言うのかな? 先日の朝ドラにも登場しましたね。 「草長屋」なのか「臭長屋」なのか?万太郎が下宿を決めた長屋にいっぱい咲いていました。 葉っぱをちぎったら独特の匂いがある植物です。 しばらくお天気が続きそう。 現場が始まると、毎日のお天気がとっても気になります。
by aiarchi555
| 2023-05-23 12:28
| 仕事人
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