上棟

　祝日だけど、半分仕事。

　今日クレーン建て方工事＆上棟・・と聞いていた現場に、ちょうどお昼頃、大工さんが休憩している時間にお邪魔しました。

工務店さんの下請けの現場です。

施主さんとの打合せは一切しません。

工務店さんが決めたプランを実施設計して、確認申請から完了検査までの法的手続きをする仕事。

プランに自分の考えが全く反映されていない設計には、いろいろと思うところも、もちろんあります。

構造のことをあまり考えていないプランをもらって、どうやって骨組みを組んでいこうか・・と考えさせられる案件は、頭を悩ませることもあり、そういう意味では勉強になります（笑）

そういう難しい案件の建て方は、問題がなかったかどうか、ちょっと気になります。

現場が近所ということもあって、今日は建て方工事を見に寄りました。

　野地板を載せる前、構造材を組み上げるまでは、午前中に終わっておりました。

屋根仕舞まで今日中には難しい・・とのこと。
明日もクレーンが来るそうです。

　お天気続きで助かりました。

夕立とか降らないで・・・お願い。

　ちょっと写真を撮っただけなのに、汗だく。

そのまま「平原町の家」に移動しました。

建具の色決めしましたので、現場監督さんと打合せ。

明日、完成清掃の予定。

　今日は左官屋さんが、外構工事中。

職人さんの高齢化が懸念されている日本の建設業の中でも、左官屋さんの高齢化が一番の問題かも。

平均年齢70歳ぐらいの職人さん方が、この猛暑の中、作業されています。

ちょっと教えてもらったからって、１カ月2か月で、仕事ができるようにはならないのが左官業。

長年の技と知恵と勘、それと段取り力、何しろ体力、すべてが求められる仕事。

一人前になるまでに何年もかかるような忍耐力の要る仕事、

暑い日も寒い日も過酷な環境で作業する仕事を、日本の若者は敬遠するのだろうな。

　これから将来、左官の仕事は誰が現場に来てくれるのだろうか・・・。

私よりも20歳ぐらい年上の職人さん方が、熱中症で倒れないだろうか・・・・。

いろいろ心配。

　お引渡しまでカウントダウンが始まった現場です。