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昨日まで、ちょっと微熱があったりして、だるーって感じでしたが、もう6日間も仕事休んだし、そろそろ、ちびちびと始動しなくては・・・・。
抗原検査「陰性」を信じて、今日は久々に現場に行ってきました。 「平原町の家」。 今週初めに、外部足場をバラしたことは知っていましたが、直接この目で見に行かなければ・・・。 ジョリパットJQ-620(高耐候可とう性タイプ)小粒ロック吹付仕上。 小粒ロックの薄付きの吹付塗装は難しい・・・と、当初からくどいほどに聞いてはいましたが、なるほどなぁ。 吹付ガンの動きが、一瞬でも変わると、その部分だけ粒粒の立具合が変わって、乾いたときの光の反射が変わって、色むらがあるように見えてしまう・・・・。 下地のモルタルも、ものすごく気を遣いながら仕上げてくださいましたが、ちょっとした不陸が塗装後に浮かび出る・・・。 車のボディや工業製品のように、防塵室とか無風の塗装室の中でやる仕事と違って、建築の外壁は屋外、しかも足場の上でやる仕事。 風も吹くだろうし、こういう明るい色の場合、直射日光の反射で目の錯覚もあるだろうし、はたまた足場と外壁の距離も関係したり、足場が邪魔して手の動きが変わったりすることもあるだろうし・・・、そして何しろこの猛暑の中でも作業、人間の体はロボットのように正確には動かない。 写真で見たら結構ムラが目立っているように見えましたが、肉眼ではそこまでは感じられませんでしたので少しホッとしましたが、できる限り目立たなくなるよう補修できれば・・・と思います。 現場監督さん職人さんと相談して、お天気とか風とかタイミングも見て、方法を考えます。 乾式のボード張り仕上と違って、人間の手仕事で仕上げる質感は、むしろ均一ではなく、不陸やムラまでもが味わい深く感じていただければ嬉しいです。 ま、それも、程度の問題ですけどね・・・。 こうしてみると、シームレスでソリッドな感じがいいです!! 室内は、内装下地パテ処理がそろそろ終わりそう。 これから月末にかけて、激変しそうな予感、楽しみです。 難しい技が求められる細部、もともと塗り壁仕上の予定だったので、塗り込めれば・・・と思っていましたが、諸事情から貼物(クロス)で仕上げます。 仕上の材料によって、その工法や作業性を勘案した納まりを考えなければ、美しい仕上がりにはならない・・・ということですね。 攻めた設計をするな・・ということではなく、こうすればこうなる・・・という理屈と原理をよく考えろ・・ということ。 職人さんは、一生懸命努力して、図面通りに仕上げようとしてくださいます。 なので、最初っから無茶な要求をせず、どうすれば美しく仕上がるか・・・その方法を考えるのも設計の仕事なのでしょうな。 仕上の材料が変更になった時点で、納まりも考え直せば良かったのかも・・・。 設計変更は、時にコストの増減につながります。 施主さんからの変更要望もあれば、現場サイドでの気づきもあります。 どちらにしても、安易に変更変更と言えない難しさがあります。 木部の塗装、色見本を作っていただいて良かった・・・。 床の色や木目の具合と、違和感のない色で安心しました。 お引き渡しまで、残り1カ月。 途中、お盆休みもはさみ、メーカーさんや問屋さんが長期休暇に入ることも想定して、動きたいと思います。 焦らず、丁寧に、確実に・・・。
by aiarchi555
| 2022-07-21 16:02
| 仕事人
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