半月見ない間に

　先月末にお引渡し済みの「御料理ふくら」。

今日は、飲食店開業許可をいただく為の保健所検査に立ち会ってきました。

　車の中から、見えた景色に「わーお！！」。

様子が激変していました。

植栽が植わっています。

まだ、植えただけ・・という感じ。

これからお庭全体をつくりあげながら、形を整えたり、剪定したりするのでしょう。
とにかく、建物がぽつーんと建っていた景色だったのが、緑が植わって見違えました。

　まだ途中段階なので、お庭の全貌はまだUPしません。

作庭家　野津手さんは、おひとりで黙々と作業されていらっしゃいますが、きっと彼の頭の中には、全体像が出来上がっているのでしょうね。

　建物の裏手には、竹垣が組まれています。

施主さん自ら、材料の竹の伐採から現場作業までされたとのこと。

前にお勤めだった料理屋さんでは、こうした庭の竹垣を組むことや、植栽の手入れ、床の間に活けるお花まで教わったとのこと。

料理とは、お皿の上に乗った食べ物をつくることだけではないのですな。

御料理を食べる環境、場所、お部屋、器・・・などなど、全てに気配りをすることが「もてなす」ということなのでしょうね。。

まあ、何といっても、流石に器用でいらっしゃる。

今は青々した竹も、時間の経過とともに色が変わってくることでしょう。

　敷地には、まだこれから使われるのを待っている材料たちが・・・。

石や瓦・・・、これまでどこかで使われていたものの再利用です。

どんな風に、新しい命を吹き込まれ、このお庭に生かされていくのか、楽しみです。

　さて、肝心の検査は、無事に合格。

営業許可証が発行される運びとなりました。