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「御料理ふくら」
先日お引渡したのですが、今日の朝、LAN設備工事の立会で、中に入らせていただきました。 で、またまたカメラ持参して、撮り忘れた箇所を、せっせと撮らせていただきました。 細部とか、材料とか、ズームして・・・・。 下駄箱の扉。 杉無垢板の扉は、幅広一枚板です。 六角形の鉄製のつまみと、竹ひごの桟。 下駄箱の側板と天板も、杉の無垢板。 こちらも幅広の一枚板です。 天板の厚みは圧巻です。 家具が結構主張しているので、絞り丸太の柱があんまり目立っていませんが、渋く存在感を消しながらも脇をしっかり固めております。 お座敷に入る入口の扉。 玄関引戸と同じ、ヒバ材です。 ハンドルバーは、建具屋さんが八角形に面取りしてくださいました。 意匠的にも美しいし、握った時の感触が、手にぴったりと馴染んで、とってもいいのです。 晒竹の手摺と名栗板のベンチ。 竹が絶妙に曲がっているところが素敵。 自然の材料は、自然なままが美しいですね。 この竹は、建具屋さんの作業場に30年ほど眠っていたもの。 いつか使える日がくるかも・・・・と、在庫していたとのこと。 30年前、高千穂のある民家の解体で出た廃材を貰って来たのだとか。 築100年以上の民家だったそうで・・・、ということは、130年物の竹ってこと?? 磨き直して、また新たな命をもらって、これから何年、この御料理屋さんで生きていくのかしら? お客様用トイレ。 天然草クロスに晒竹の竿縁天井。 信楽焼の手洗い鉢。 真鍮の荷物掛けフック。 鏡は、施主さんの祖母さまが使っていらっしゃったもの。 ズーム写真撮り忘れましたが、鏡の縁はとても細くてモダンなのに、よく見ると、意匠が施してあります。 何の樹種か分かりませんが、相当硬い木です。 椿とか、柘植とか、紫檀とか、そんな感じ。 ご家族に代々受け継がれてきた家財が、これからも居場所を変えて生き続けます。 飛松灯器のペンダント照明。 この建物に合う照明を・・・と、ネットであれこれ探していました。 一目惚れでした。 とっても厚みの薄い磁器です。 ツヤの無いマットな磁器に、繊細なしのぎ模様が刻まれています。 なので、手びねりではなく、型で成形されています。 大きさや形にはほかにもバリエーションがあります。 多灯使いの画像も見ましたが、それもまた素敵でした。 が、ここは敢えての、ピン使いで・・・・。 そう言えば、あれも撮ってないわ、これも撮りたかったな・・・はまだまだあるのですが、お庭が完成してから、また正式な竣工写真を撮らせていただきましょう。
by aiarchi555
| 2022-04-01 16:30
| 仕事人
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