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3月3日雛祭りの日、日帰りで東京に行ってきました。
仕事の用事ではありません。コロナ蔓延防止の措置が取られている中、どうしても行かなければならない用事だったか・・と言われれば、そうとも言えない。 息子の大学の卒業制作展を見に行くことと、卒業後の就職先近くに借りたアパートの部屋を見に行くことが目的。 日帰りなので、ドタバタの一日でしたが、備忘録として残しておきます。 朝、宮崎発東京行きの始発の飛行機に乗るために、4時15分起き。 前日は早く寝ようとベッドに入ったのに全然寝付けず、結局2時ごろまで眠れなかったのですが、朝は結構すんなり起きれて、無意識に緊張している感じ。 5時45分家を出て、7時に空港到着、7:35発の飛行機に乗り込みました。 結構乗客もたくさんいて、一時期のような、県外移動の罪悪感もあまりなかったのは救いでした。 何が撮りたかったかって、富士山もだけど、雲の上から、雪化粧されたアルプスの峰々が見えたこと。 飛騨・木曽・赤石と、日本アルプスが全部見えたことに感動して、スマホカメラに全部入るぐらい遠い位置で撮ったんだけど、ピントが定まってなかったわ、失敗。 よほど緊張していたのか、朝起きてコーヒーを2杯も飲んだからか、空港でトイレに行ったのに、飛行機の中でもトイレに行きたくなって、国内線の飛行機のトイレに行ったのは初めて。どこにあるかわからなくてCAさんに連れて行ってもらったのも初めて。 ああ、自分がおばさんになったことを実感するわ。 東京には定刻より早めに着陸したんだって、CAさんのアナウンス。 さて、卒制展の会場は上野の東京都美術館。 モノレールで浜松町まで行って、JRで上野まで。 息子が高3の時、オープンキャンパスで東京来た時に、一緒について来て自分だけ勝手に観光した時以来の上野公園。 たった4年半ぐらいで、駅前の様子がガラッと変わっていました。 駅出口から道路をまたいで上野公園に入っていたのに、道路がなくなっていて駅からそのまま公園に入れるようになっていました。 まずはお約束、前川國男の東京文化会館がお出迎え。 今回は日帰りで時間もないので、寄り道せずにサッサと会場へ。 ルノワール展とか、目玉の展覧会の期間中でもあり、お客さんも朝から多かったけれど、コートとバッグをコインロッカーに預けて、地下の無料ギャラリーに直行しました。 受付に座っていた男子学生2人が、パンプレットをどうぞ・・と促してくれました。 色違いデザイン違いの3種類の中から、好きなのをどうぞって。 これをいただきました。(帰宅後、さっき撮影) 展示の番号と、出展者の学生さんの名前が書いてあるんだけど、個人名が載っている部分は写らないように撮りました。 自分が学生の時もきっとそうだったんだろう・・と今なら思うけど、やっぱり若いよ、みんな。 若いから、まだ知らないことが多いからこそ、出来ることもあるんだね。 一方で、これだけ情報過多な時代に生まれ育ってきた世代は、新しいことを生み出す難しさにもぶち当たるよね。 何をやっても、もうすでに世界のどこかで誰かか同じようなことを考えて、それをSNSとかで発信している可能性もあるし、自分のオリジナルな発想でデザインを考えるっていうことの難しさもあるんだろうな。 直接的に、それが何の役に立つの?現実的にどんな風に使うものなの?という実用性とか意味とかを求める以前の、もっともっと根源にある発想や着眼や、もっともっと言えば「やりたいこと」を自由にやらせてもらっているな・・という感想。 だから、この学科は「インダストリアルデザイン学科」ではなくて「インダストリアルアート学科」なんだな。 何をやったか・・ということはもちろん大切なことだろうけど、限られた時間と限られた予算と限られた能力の中で何かを創り出したこと、その時間や過程こそが、彼らのこれからの人生の糧になっていくのだろう。 息子の作品も、写真では見せてもらっていたから、初めて見る「おおーーーっ!!」って言う感は正直なかったけれど、想像以上のデカさにちょっと圧倒された感じ。 写真撮影の後、展示までの期間に、車体にステッカーとか貼ってあって、ちょっとレーシングカーらしくなったのかな。 あれだけのスケールになると、微妙な凸凹とか、流線形の歪みとか、不自然な形状も露わになるだろうし、塗装のムラとかも目立つだろうから、それなりに苦労もあったと思う。 あのスケールなのに、タイヤのロゴとか、細かい部分がちょっと雑・・・・(笑)。 4年間のうち、キャンパスが変わってからの専門課程の2年間はコロナ禍にあり、やりたいことを存分でにできなかったかもしれないし、不本意だったこともあったかもしれない。 学校に行くこともできない時期もあったし、独り暮らしの学生は不安で寂しい時間を過ごしたことだろうと想像する。 そんな環境の中、友人やバイト先の方々など、周りのたくさんの人たちに恵まれ、この日を迎えることが出来たことは、本当に幸せなことなのだと思います。 お世話になった先生方、社会勉強をさせてくださったバイト先の方々、仲良くしてくださった友人の皆さん、本当に本当にありがとうございました。勝手にこの場でお礼を申し上げます。 展示会場をウロウロして、結構疲れました。 1時間半ぐらいいたのね。お昼前になったので、会場を出ました。 コインロッカーで荷物を出すと、最初に入れた100円が戻ってくる仕組みになっているのに、うっかり取るのを忘れて、ロッカー前のベンチに座ってバッグの中を整理したりコートを着たりしていたら、 「今、荷物出された方ですよね」と100円を持ってきてくださった紳士。 ああ、やっぱり自分のおばさんぶりを再認識。 その②につづく
by aiarchi555
| 2022-03-04 23:22
| 母
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