如月の終わり

　早くも２月が終わろとしています。

　如月　きさらぎ　

響きが結構好きです。

「衣更着」　古典には、こんな字も使われているとか・・・・。

春は近いけれど、まだまだ寒くて、衣を更に着込む・・・という気候が２月なのだわ。

うむむ、まさにその通り。

今年の２月は、例年よりも寒さが強烈なような気がします。

だんだんと、冬は極寒と豪雪、夏は猛暑とゲリラ豪雨と台風、梅雨は長雨もしくは空梅雨・・・みたいな極端な気候が当たり前になって来るのだろうか？

と、そんな心配をよそに、植物たちの体内時計は、しっかり働いているようです。

朝晩は凍るような寒さなのに、モッコウバラの蕾はちゃんと育っていました。

　椿もクリスマスローズも例年通り咲いて、いつもの年より寒い寒いと思いきや、いつものように季節は巡って来るのですな。

　モミジの枝先も新芽がだんだん膨らんできています。

枝と枝の隙間から見える青空が、いかにも寒そうですが、あと数カ月もすれば、隙間が無いぐらいに青葉がびっしりと広がっていることでしょう。

　ああ、早く暖かくなって欲しい・・。