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現場「御料理ふくら」。
この1週間近く、いつ現場に行っても、業者さんが誰もいなくて、電気工事がちょっと進んだだけで、ほとんど動きが無かったような現場。 私も施主さんも心配しましたぞ。 で、ついつい昨日は、現場監督さんに電話で突っかかってしまって、夜になって自己嫌悪に苦しんだりしたわけで・・・。 今日は、朝から足場解体と聞いていましたので、お昼前に現場に行きました。 すっかり解体されておりまして、全貌が露わになりました。 軒を低く抑えた下屋、2段屋根の重なり具合とか、水平方向に伸びやかに見えるプロポーションは、まずまず良かった感じ。 外壁のシラスそとん壁の色も、設計段階で選んだ色ではなく、自然の土に近い色に変更して、それも良かった感じ。 南側の正面から、こんな風に全部が見渡せるのは、実は今だけかもしれません。 お庭が出来たら、植栽で隠れてしまうかもしれませんからね。 なので、とてもきれいな青空の下で、カメラを構えました。 瓦屋根の美しさ、若い時にはあまり魅力を感じませんでしたが、歳をとったからでしょうかね?いいですねぇ、凛としていますねぇ。 が、化粧垂木に取り付ける金物が特注になるとのことで、まだ材料が届きません。 足場が無くても付けられる・・と職人さんがおっしゃったそうで、先に足場バラすことになったとのこと。 スミマセン、私がやいややいや言うから・・・ですね。 室内も、納期がかかっていた諸々の材料がようやく届き、仕上工事が再開しました。 大工さんはお一人で、器用に作業中。 凄いですね、こんな繊細な材料を一人で丁寧に仕上げていくなんて、流石です。 合板の継手部分には、竿縁を施工してもらう予定です。 編んでいるので表面に陰影も出て、本当に雅な和の材料です。 それから、名栗板。 栗の1枚板の表面に、手斧で凸凹模様を加工してあります。 この模様も色々種類があるのですが、今回は、京風なぐりにしてもらいました。 杉にはない、堅木独特の木肌です。 この名栗板に合わせて使ってもらうのは、竹。 なので、すでに130年ぐらい経っている竹です。 今回、利用するにあたり、きれいに磨き直してくださったとのこと。 自然に割れた跡もありますが、時間が創り出した風格を感じる竹ですな。 玄関に使ってもらいます。 名栗板と竹の納まりについて、現場で大工さんと相談。 ベテラン大工さんは、いろいろと知恵をお持ちですし、頼りになります。 トイレの床のCFの柄はずっと前に決まっていたのですが、内装屋さんが寸法を取りに来られました。 それから左官屋さんも来られ、内外の左官工事の打合せ、床の玉砂利洗い出しの見本も見せていただきました。 玄関造作引戸の下レールを建具屋さんが持って来て下さり、土間に埋け込む寸法の打合せ。 玄関土間のスロープ手摺を、金物で作ってもらいますので、その打合せにも来ていただきました。 畳の縁のサンプルも預かりました。 昨日、ヒステリックにわめいたせいで・・・ってことはないでしょうけど、今日はたくさんの業者さんが次々と現場を訪れて下さり、ようやく気にかかっていた部分の打合せが出来て、一安心です。 ちょくちょくと足を運んでくる楽しみが出来ました。 来週から、いよいよ造園屋さんが登場されます。 すでに、資材の仮置き場となっている現場近くの空き地に、苔むした石などが運び込まれています。 京都のお庭にある石灯篭などは、新しく作ったものでも、ずっと以前からそこにあって苔むしたように見せるために、わざと表面をたたいて凹凸をつけ、野ざらしにしたまま放置する・・のだとTVで見たことがあります。 どんなお庭になるのか・・・・、期待します。
by aiarchi555
| 2022-01-14 19:56
| 仕事人
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