庭の猫さんたち

　今シーズンの冬は、ここ数年で一番冷え込んでいます。

それでなくても毎年冬になると、外で寝ている猫さんたちのことが心配ですが、風邪をひくことなく、元気に過ごしているようです。

　朝、お日様が出て来ると、縁側で暖を取っています。

陽は当たっていますが、結構寒い朝なんですよ、この写真の日も・・・。

ふわふわの毛の間に、暖かさをため込むのでしょうかね？

動物の毛の神秘です。

　昨年庭に現れて、里親さんがみつからずTNRしたラグさんは、1年経ったら、こんなに近づいても逃げなくなりました。　これも、一緒にいるポンタの教育のおかげかもしれません。先に庭をねぐらとしたポンタが、後から来た新参モノのラグさんを追い払わずに受け入れてくれて、一緒に過ごしながら、人間への警戒心を解いていってくれたと思っています。
　それより何より、もっともっと以前からファミリーで庭に居付いていたチューコさんも、迷い込んできた若いオス猫2匹にとっては、母親代わりだったのかもしれませんな。
　外で暮らす猫さんたちは、時間をかけて、それぞれの距離感とか、関わり方とかを学んだり、なわばりのルール決めとか、しているに違いない。人間が介入して、追い払ったり、捕まえて隔離したりすることもできるけれど、結果的にこうしてルーツの違う３匹が一緒に穏やかに過ごせるようになって、ちょっと嬉しいのです。

　ご近所の迷惑にならないように気を付けながら、人間と猫も、幸せに共生できますように・・・。