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19歳になったばかりの二冠の棋士が、今日、王位戦のタイトル防衛を果たしました。
つい先日、同じ豊島二冠とタイトル戦「叡王戦」5番勝負を戦い、勝てばタイトル奪取か・・という一戦で完敗しましたが、数日後には、気持ちも戦術も立て直し、今日はすでにお昼前には勝敗がついていたような形勢で完勝しました。 クールで大人しそうで感情を表に出さないタイプのように見られますが、実はものすごく負けず嫌い。 インタビュー記事などを読むと、オンラインゲームで顔の見えない相手に負けた時は、モノに当たったりすることもあったとか・・・。 わかりますよぉ、、、その気持ち。 その負けず嫌いな気持ちが、勝負の原動力になっているのでしょうね。 負けた時に、どういうことを反省し次に生かすのか・・という質問には、形勢が変わったと思われる瞬間の一手について、検証するのだそうです。 今は試合中でもAIが形勢判断をして、どっちが何%優位・・とかって画面上に出るのですが(指している本人たちはもちろん知らない)、明らかに形勢がどっちに向いているかがわかるもっと前の段階で、なにか潮目が変わるような選択をしたのではないか・・と検証するのだとか。 自分ひとりの手の検証では済まないですよね、相手のある事だから・・・、自分がこう指したら、相手がこう指して・・・っていう選択肢が、宇宙レベルに広がっているわけでしょう? どんな頭脳をしているのでしょうね? 以前「盤上の物語」という言葉を使った藤井聡太さん。 なるほど、そういう星の数ほどある棋譜の一つ一つが、ストーリーを持つ物語なのですね。 間違った時、失敗した時に、何がまずかったのかを検証し、同じ間違いをしないでおこうと学習する能力が、向上していく種なのですね。 だから、間違ったり失敗したりする方が、何が良くて何が悪いのかがはっきりとわかり、記憶に刻まれていくということですね。 間違うこと、失敗することは、向上するためには不可欠なことなのだと思うのですよ。 勉強も仕事も一緒ですよね。 間違ったところの正しい答えが分かったところで、そこを掘り下げて「ああ、だからこうなのね」と納得するまでやって、次に同じような壁にぶち当たった時のために、ここにファイルしておこう・・とか、これを見ればいい・・とか、そこまでやると万全ですね。 いっぱい間違って、その度に考えて、経験の引出をいっぱい作っていきましょう、、、若いければ若いほど、たくさんの引出がたまるわな。 若者よ、大いに間違って、大いに失敗せよ!! 間違ってたら恥ずかしい・・・という気持ちを克服することが、実は一番難しいことかもしれませんな。 とにかく、とにかく、藤井さん、おめでとうございます!!
by aiarchi555
| 2021-08-25 19:27
| 趣味人
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