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昨日の地鎮祭の後、施主さんのご自宅でちょっとだけ打合せ。
その帰りに、施主さんのご両親に呼び止められました。 「ちょっと待っててください、すぐ獲って来ますから・・・・」 ご自宅のすぐ近くに、どうも畑を持っていらっしゃるようで、ほんの2、3分ほどでお父さんがカゴにスイカを1玉入れて戻って来られました。 ラグビーボールのような楕円形のスイカ。 「美味しいかどうか分かりませんけど・・・」とご謙遜されながら、持たせてくださいました。 地鎮祭の祭壇にお供えしたスイカも、そうか自家栽培だったのね。 スイカをまるごと1個なんて、何十年ぶりだろうか・・・。 あらかじめ切って売ってあるものなら、買うこともあったけれど・・・。 心ウキウキして頂いて帰りました。 一晩冷蔵庫で冷やして、今日の10時のおやつの時間に、いざ!!入刀!! いやぁ・・・甘いっ!! 感動のうまさです。 甘さが凝縮されて濃いスイカジュースを飲んでいるような果汁。 糖度計でもあれば、多分相当な数字が出るはず・・。 果肉はシャキシャキして、みずみずしくて、新鮮です。 そりゃそうだ、畑から獲ってきたばかりだったのだから・・・・。 冷房の効いた室内で食べるのは味気ない・・・ということで、ここはあえて暑いベランダに出て、蝉の喧騒の中で頂きましたぞ。 スイカと言えば・・・。 私の実父の田舎は鳥取市の農家でして、子供の頃、数年に1回、父の実家帰省で連れて行ってもらいました。 昔ながらの農家の家の造りで、玄関には広い土間がありました。 夏休みに滞在中は、朝早く、私も含めた従兄連中を、祖父が畑に引き連れて行き、今まさに茎から切り離されたばかりのスイカを、空手チョップで割ってその場で私たち孫連中に食べさせてくれていました。 寡黙な祖父で、話をした記憶は一切ありませんが、その時の記憶が映像のまま頭に残っています。 鳥取は、砂丘で有名な通り、農地も砂地が多かったのでしょうね。 稲作よりも、スイカや梨といった果物の生産が盛んで、祖父の連れて行ってくれたスイカ畑も砂地で相当広かったような記憶があります。 スイカに包丁を当てながら、そんな記憶が蘇って来て、一人では食べきれない程のスイカを見ながら、父にこのスイカをおすそ分けで持って行ってやりたい・・と思うのでした。 あ、でも多分全部自分で食べちゃうんですけどね。 施主さんのお父様は、自宅近くの畑で、スイカのみならず、色んなものを育てています。 祝子川が最後海に注がれる直前で五ヶ瀬川と合流するあたりなので、きっと畑の土壌も砂地なのでしょうか? ご自宅のお庭にはチャボも飼っていて、打合せの際には、卵も頂いて帰ります。 サラリーマン生活を引退した後、自給自足に近い生活を満喫されていらっしゃるお姿、羨ましいなぁと思います。 「御料理ふくら」では、きっと、施主さんのお父様が作った旬の野菜や、チャボの卵、延岡の地元のお魚を使った美味しい御料理が堪能できるのだろうなぁ・・・と、楽しみで仕方ないです。
by aiarchi555
| 2021-07-28 10:51
| 俗人
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