52回目

　今日は予定していた通り、朝から宮崎に行って来ました。

毎年必ずくる日・・・・、今年は52回目です。

　あいにくの雨でしたが、仕事をサボって平日に映画を見に行くには、雨の方が罪悪感が薄れる感じ。

GW中の代休ってことで・・・。

　新しくなったキネマ館は、とってもいいシアターでした。

内装に杉の無垢材がたくさん使ってあって、シアタールームの床には、角材のまま寝かせて敷いてあるような贅沢な使い方。

木の香りがして椅子もゆったり出来て、座席数も20席ほどのこじんまりした感じで、落ち着いて観ることが出来ました。

まだ宮崎では公開初日の映画だったし、朝一番の早い時間帯の上映ってこともあってか、8席しか埋まらず、席と席の間にゆったり間隔をあけて座ることが出来ました。

１カップル（若くはない）以外は、私も含めて、みんなお一人様でした。

私が一番若いくらい・・・・の客層。

　映画の感想は、別記事で・・・。

もう少し、噛みしめてから書きたいと思います。

　映画の余韻に浸りつつも、お腹は減ったのでお昼ご飯を調達して文化公園の駐車場で頂きました。

雨が降っていたので、車の中から雨に濡れた新緑の木々たちを眺めつつ・・・。

ここの樹木は、昔の宮崎大学だった時から植えられている歴史ある樹木ばかりで、とても大きくて、お天気のいい日は大きな木陰を作ってくれるのですが、今日はまだ新しい黄緑色の葉っぱが雨に濡れてふにゃふにゃしている感じでした。

　せっかく宮崎に出て来ていて、しかも誕生日だし、実家に寄ろうかと思いましたが、なんとなく早く延岡の我が家に帰りたい気分でした。

それは映画のせいでもあります。

映画の舞台のロケーションに加え、母と娘の切ない物語の余韻を引きづったまま行きたくない気分だった・・というのもある。

　北に向かって車を走らせながら、途中でふと思い立って、日向に寄ることにしました。

昨年末にお引渡しした「パン屋のある家」で、自分の誕生祝いのケーキの代わりに・・・と言っちゃ失礼ですが、木村屋パンを買い込んで帰ろう！！
そして「咲いた」と教えていただいたオオデマリを見せてもらいに・・・。

　施主さんちの外構工事なのに、是非オオデマリを植えて！！と私がリクエストして植えてもらった厚かましさ。人んちの庭の花が咲くのが、こんなに楽しみなんて・・・。

　これまでに見たことのない薄ピンク色のオオデマリでした。

最初はグリーンに近いアンニュイな色をしていて、だんだんピンクになって、それが白く丸くなるらしい・・・。

紫陽花のような七変化をするお花だったのですね、いや紫陽花以上の変わりようだわ。

葉っぱもグリーンの縁がほんのりピンクがかっていて、スモーキーな色合いがとても素敵でした。

　

　そのほかにも、実のなる木、香りがする草、見たことのないハーブ、ツルが伸びる草花、その他施主さんが選んだ聞いたこともない植物の名前が炸裂しましたが、聞いたそばから忘れてしまいました（笑）
いいんですよ、わたしは鑑賞係なので・・・。

花が咲いた、実がなった・・・って聞けば、見に行きます、パンを買いに行きます！！

　お店のファサードだけじゃなくて、ご自宅の方のお庭（外からは見えませんが）も充実してきていて、むしろそっちの方が多国籍な草やハーブや野菜や果実が楽しみですな。

人んちのお庭なので、勝手にblogにあれこれ載せてはいかんだろう・・・と、写真はあんまり撮らなかったけれど、5年後、10年後どんなお庭になっているか楽しみです。

　パンもいっぱい買い込みましたが、いつものようにいっぺんに食べてしまわないように、食欲コントロールしますね。

お邪魔しました。

　看板もいい感じにサビサビして来たぞ。