最後の１輪

　今日、金曜日は可燃ごみの日。

朝、ゴミステーションにゴミを出して、我が家を振り返ったら、最後の1輪、真っ赤な椿が咲いていました。

すでにほかの花は落ちてしまって、黄色味を帯びた柔らかい新葉がたくさん出ている樹に、赤い色が目に留まります。

　花びらの開き方、完璧ですね。

花びらが幾重にも重なって咲く花を「八重咲」と言いますが、もう八重どころじゃない・・・。

真ん中の芯のところまでしっかり開いて、「これで今年は最後ですよ、見納めてくださいね」と言われているようでした。

　　中庭の椿にも、新しい葉がたくさん出てきています。

照葉樹といわれるように、葉っぱが艶々して、鮮やかな光を反射します。

日中、中庭が緑色の反射光で美しく見える時があります。

　色とりどりに咲いた春の花、今はヒラドツツジとジャスミン。

そして、梅雨に向けて、紫陽花の蕾が成長してきています。