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昨晩は、TVの前にいたら、急に緊急地震速報の警報音が鳴りだして、びっくりしました。
3.11から10周年・・という今年、人々が震災を忘れないように・・・と見計ったかのようなタイミングで、またあの時を思い出させるような地震に見舞われ、東北地方の方々の不安や恐怖を思うと、本当に気の毒です。 今年はコロナ禍も重なって、心身のストレス、お仕事への影響、いろんなことを考えて、もう胸が苦しくなります。でも一番苦しいのは、現地の方々です。遠く離れた九州に居て、他人事のように捉えてしまって申し訳ない限りです。 オリンピックとかの騒ぎではないです。 まずは、皆が安心安全に心安らかに過ごせるようになることが、一番ではないでしょうか? 今日は日曜日ですが、昨日からの雨が午前中少し止んだと思ったら、午後から風を伴って嵐になりました。 この風雨が被災地をかき乱さないで欲しいと願うばかりです。 雨が少し小降りになっている午前中の時間、新規のご相談の施主さんにお会いしました。 ご実家の建て替えかリノベか・・・・。 すでにご両親は亡くなられて、1年ちょっとの間、誰も住んでいない家を管理しに、通っていらっしゃるのだとか。 お庭には菜園もあって、その畑作業も兼ねて・・・・。 築40年から50年ぐらいの普通の民家。 築40年以上も経っているとは思えないぐらい、日々、几帳面にお掃除されていたと思われる家。 床の間の材料とか、建具の取っ手とか、いろんなものに萌え萌えして、一人で勝手に盛り上がってしまったのですが、私の興奮気味な熱が、施主さんに伝播したに違いない・・・、リノベーションする方向で話がまとまりそうです。 最後に、納屋の方も見せていただいて、お父様が生前使っていらっしゃった道具類を、几帳面に保管されていらっしゃった様子なども拝見。 昔の人は、モノや道具を大切にして、使い勝手がいいように、自分で収納や保管方法も工夫されていました。 現代の私たちは、モノをどんどん買っては、ちょっとした理由で平気で捨てて、そしてまた買って・・・。 どうせ捨てるんだから安いものでいいわ・・と、耐久性のないガラクタを次から次へと買っては捨てる生活。 反省します・・・・。 生前のご両親が、几帳面に住んでいらっしゃった家を、次の世代がちょっと住みやすく手を入れて、また長く住み続けていくことが出来れば・・・・。 こじんまりとした平屋の家ですが、子供たちが成長して巣立った後の夫婦2人の生活を、静かに豊かに過ごすにはちょうどいい家だと感じました。 着工は数年後でいい・・・とのことで、少しお時間を頂きました。 きっと施主さんにとっても、終の棲み処になるのだと思います。 本当に住みたい家とは・・・を考えながら、ゆっくりとじっくりと準備する期間になるといいですね。
by aiarchi555
| 2021-02-14 18:52
| 仕事人
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