水曜日のランチ

　水曜日（昨日）のこと。

　午前中、確認申請業務をお手伝いしている工務店さんの現場。完了検査前の現場確認して、検査申請書を民間の検査機関窓口に提出。

その足で、延岡市役所に。別件の狭あい道路事業の事前協議の事前協議。

　用事が済んで、1階に下りてきたら、市役所のロビー廻りでお弁当の販売の準備が始まっていました。

コロナの影響で営業自粛を求められている飲食店が、テイクアウトのお弁当販売を始め、市役所がその販売場所を提供している・・という官民協同の取組。

　たくさんのお店がお弁当を販売していて、これはもはや、延岡の食のイベントになっている感じ。

それぞれのお店が、密にならないように微妙に距離を空けて販売しているのですが、買う側はどのお弁当にしようか・・・と、うろうろ歩き回って品定めをしているので、市役所の玄関前は結構な賑わいになっていました。

　せっかくなので私もお弁当買って、午後からの現場打合せの前に、どこかでゆっくり賞味したいわ・・・。

午後からの打合せ場所は、粟野名。

なので、そのまま海っぺたまで行って食べようと・・。

　二ツ島の北側の河口近くに陣取りました。

誰もいなくて、貸し切りの船着き場です。

昔は、反対岸の東海の方と、船で行き来していたらしいし、この川も物流で船がたくさん行き交っていたそうな。今は、もうその面影も少なくなりました。

　上着を着なくても暖かく、水面が太陽に照らされてキラキラしています。

　さて、お買い上げのお弁当は…これ。

美味でした。ちょっと贅沢なお弁当でした。

　食べ終わって、スマホをいじったりしていましたが、少し風が出てきて水面がゆらゆらして来ました。肌寒く感じましたので、車に戻りましょうかね。

住宅地の方に浸水しないよう、設けられた水門が、メルヘンな姿で可愛らしい・・。

　川の堤防（土手）に上がって、ちょいと散歩でもしようかと・・・。

　県北出身の歌人、若山牧水の歌碑が、ありました。

この堤防沿いにいくつか置かれているのでしょうかね？

　河口の二ツ島の先端（船の先端みたいにとんがっている場所）まで歩いて行こうかと思いましたが、きっとそこまで行って帰って来て・・・ってしていたら、13時の待ち合わせの時間に遅れるわ‥と思って、断念。

先端近くまで車で移動することに。

地図で見ると、尖がって見えるけれど、実際には、このぐらいのカーブ。

ここにも、歌碑がありました。

「西の国　ひがしの国の　帆柱は　港に入りぬ　黙然として」

北川右岸　河口より0Ｋ800ｍ

　川が海に繋がっていく、まさにその場所。

　対岸には、数年前にリノベーションのお仕事をさせていただいたお宅があります。

昔、船が行き交っていた頃は、対岸の東海地区は結構賑わっていたそうな。

小学校の校舎も見えますね。

児童数は少ないにも関わらず、浸水から守られるように、校舎が高層棟になっています。

その裏手にある山の中腹に、「あれ」も見えています。

廻りの樹木の手入れもしているのでしょうね。茂みに埋もれずに、しっかりと見えていました。

　さてさて、そろそろ現場打合せに行く時間です。