えほんの郷 その３

　柚木沙弥郎さんの展覧会は、氏のこれまでの作品のうち、ほんのちょっとだけの展示で、原画をメインに展示されていました。

　これまでの作品集の本とか、展示されていた原画が使われた実際のえほんも展示してあって、こじんまりした展示だったのに、それらを見ていたら、あっというまに時間が経ってしまいました。

　「民芸」とか「工芸」とか、そういうカテゴリにとどまっていない・・と言うか、何か、今までに見たことのないものだらけでした。

　展示を一通り見終わって、えほん館の２階から、屋外ステージに出られるデッキの展示を見に行ったときに、ややっ！！と目に留まるものがありました。

　これはつい先日お引渡しした「南町の家」の大型門扉で使ったアレ・・・ではないか？！

あんなに頭を悩ませて、調べたり図面描いたりするのに時間を費やしたアレ（大型吊戸の部品）。
もっと早く、ここに来るべきだった・・・・のね。

その４につづく