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「南町の家」。
すでに大工工事はほぼほぼ終了し、内装仕上工事に入って来ました。 先日置き肥私完了した別件の現場から、2軒引き続いて担当してくだった大工さん方は、すでに道具も引き払って去って行かれました。 お世話になりました。 この現場は、とにかく内部も外部も、板張り、板張り、そしてまた板張り・・・。 1枚1枚手作業で張上げてく仕事だったので、大変だったと思います。 最後に大工さんに「しばらく板はいいわ・・・」と言われました(笑) さて、今日は朝早くから現場で作業する塗装屋さんに合わせて、8時に現場。 木部塗装中です。 当初設計段階では、室内の木部は、全て着色無しのクリア(透明)塗装つや消しで・・・ということにしていましたが、天井や建具に使うラワン合板の色に合わせて、建具枠に着色をすることに変更になりました。 で、今日はその着色のサンプルを塗装屋さんにご準備していただいて、その場で決定する・・という打合せ。 朝のうちに決めておかないと、塗装屋さんが一日無駄にしてしまいますのでね。 無垢の木に着色をする・・というのは、とても難しいことですね。 これまでに経験からも分かってはいましたが、やはり、今回も悩ましい決断でした。 ラワン合板1枚1枚だって、それぞれに色味や杢目の出方が違うし、そこにクリア塗装を塗った時の発色の仕方は、均一ではありません。 そして、樹種の違う建具枠に似た色を塗っても、元々持つ生地の色や、木肌や木理、節のある場所や木が含んでいる油分の部位によって、塗料の吸い込み方も違いうので、違って見えることもあります。 今回は、ラワンの建具の面材にどんな色味の板が来るのか、まだわからないまま(建具は建具屋さんが造るので・・・)色を決めなければなりませんので、ますます難しい決断でした。 室内の出て来る木部の色を、全て統一する・・というのならば、悩まずに済むのでしょうけど、床、天井、建具、枠・・と、それぞれが違う樹種の木材で、全体に違和感が無いように調整するというのは、難しいですな。 木は、建ってから時間が経つと、それなりに日に焼けて経年変化してあめ色に変わってきますし、色を付けない方がむしろ自然でいいのかもしれません。 なので、天井のラワン合板が、今は赤みを帯びて異質に見えてるかもしれませんが、きっとそのうち馴染んでくるのでしょう。 建具枠の着色、さて、どうなるか・・・、夕方、もう一度見に行ってみようと思います。 内装の漆喰塗りの下地パテ処理も終わっています。 設備やさんも来て下さって、土間に置く流し台の給排水の繋ぎ込みの打合せもしました。 足場があって、なかなか見られない北面も確認。 来週初めにコーキング、そして、週中には足場解体の予定です。
by aiarchi555
| 2020-10-30 12:16
| 仕事人
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