カーテン工事完了

　「パン屋のある家」。

　昨日一昨日のOPEN HOUSE後、今日は、カーテン工事が入りました。

カーテンレールの取付までは、こちらでしましたが、カーテン本体の発注と取付は、施主さん自らの工事です。

ですが、とっても見たくて、ちょうど終わる頃を見計らって、お邪魔して来ました。

　LDKと寝室は、白いリネンのカーテンです。

レースの方も、タイプの違うシースルー用の白いリネン。

天井・壁共に白い漆喰塗りで仕上がった室内に、同じ白でもまた質感の違う素材が加わり、優しい空気が漂っています。

　大開口の窓から入って来る太陽光を穏やかな光に変換し、窓の外の見たくない景色も遮断し、とても落ち着きのある空間になりました。

　西側の個室は、グレーとベージュが混ざったような色のリネンカーテン。

外の光で透けた時に見える麻のざっくりしたタテヨコの糸が、生地の質感を強調しています。

　WICには出入口が２ヵ所あって、ぐるぐる回れる動線なのですが、その両方に建具を付けませんでした。

で、この出入りの箇所にも、白いリネンのカーテンを吊るしています。

通気性を保ちながら、内部の雑多なモノは見えないように、そして生活する中で、おそらく廊下のように通り抜けすることが多くなるだろう場所ですから、機能的にも建具よりカーテンの方がメリットがあるかもしれませんね。

　カーテンが付いた途端、がらんどうのショールームのようだった空間が、「暮らし」の場であることを意識し始めるのだから、不思議ですね。施主様、野次馬のように見に来て、写真バチバチ撮って、スミマセン。


　竣工写真は、また後日整理してUPします。今日はカーテンメインで・・・。