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稼働中の現場は、実はもう1軒ありまして、それは工務店さん主導の現場で、プランや仕様の打合せは工務店さんが施主さんと行い、決定事項を頂いてから、実施設計と確認申請と工事監理をする・・・というお仕事。
施主さんとは、面識もない・・という状況の中で仕事が進みます。 施主さんとの打ち合わせこそありませんが、現場が始まったら、監理者としてやるべきことはしっかり務めなければなりません。 で、今日は延岡市内の現場へ。 先日、基礎配筋検査にも立ち会いまして、昨日立上りコンクリートの打設が終わり、現在型枠養生期間です。 この現場の基礎工事を担当した業者さんは、実は会社勤めをしていた時にお世話になった同じ業者さんです。 仕事ぶりは以前と変わらず、丁寧です。 玄関や土間仕上となる部分の立上り型枠の中に、「盗み板」が入っていました。 コンクリートは、あらかじめ組んだ型枠の中に、生コンを流し込んで、一定の期間養生して型枠をばらすと、形状と強度が作られる・・・という材料です。 まあ、例えて言うなら、プリンやゼリーのような感じ??(硬さは全然違うけど・・・) 基礎立上り部分の、室内側にモルタルを塗って仕上げる部分はあらかじめ、モルタルを塗る分だけ厚さを控えて打設する必要があります。 写真は、その厚さを控える部分に、板を挟み込んでいる状態です。 建築用語で、コンクリートに凸凹を付けるために、型枠の中にその形状の型を入れておくことを「盗みを入れる」と言います。 決して「盗みに入る」のではないですからね(笑)。 立上り全体の幅を細くすることでも全然問題ないのですが、仕上げをする部分だけに盗みを入れて下さる手間、ありがたいですね。 現場には、すでにプレカット済みの木材も搬入されており、濡れないようにシートで覆われています。 来週初めから大工さんの仕事が始まるそうです。 しばらく、足繁く通わなければならない時期です。 「南町の家」。 昨日、木材保護塗料を塗っていた杉板を、今日から大工さんが外壁に張り始めています。 西面から・・・。 ガンガンに西日が当たっています。 乾燥したり、雨に濡れたり・・を繰り返しながら、こんな明るい木肌の色が、だんだんと黒ずんで、その後色が抜けてグレーに変色していくのですが、完成後もストーカーのように、時々前を通って見てみたいと思います。 というのは、西側は周辺から見えない面なので、見た目よりも機能を重視したのです。 屋根に軒が出ていますので、なるべく継手を上部に持ってきて、雨水の浸入をできるだけ軒の出に守ってもらおうという考え。 東側の道路に面している箇所は、継手を互い違いにすることで目立たなくします。 南面は、土台から桁まで、継手無しで1枚で張れる高さです。
by aiarchi555
| 2020-10-15 17:38
| 仕事人
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