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今日はまず、現場2軒。
「南町の家」。 今日も敷地には、各種業者さんのトラックがいっぱい。 大工さん、設備やさん、板金屋さん、電気屋さん。 昨日1日来なかったうちに、北面の外壁、ガルバリウム鋼板スパンドレルが張り上がっていました。 そして、屋根の下屋の方と、破風の板金包みも・・・。 一昨日打合せしたばかりなのに、すごい機動力ですな。 北面以外の3方の外壁は、杉板縦張り仕上です。 横胴縁で通気層が途切れないように、スペーサーを噛ませて胴縁を施工してもらっています。 躯体に構造用面材としてダイライトを張りまわしていますので、気密性や水密性は確保されています。 その外側の通気層の確保と、万が一の雨水の抜け・・という点で、スペーサーが働いてくれると思います。 そもそも、スパンドレルや杉板は、通気という面ではとても優れている外壁材なので、耐久性も期待しています。 海に近い敷地です。 日当たりや風通しがいい面には、自然素材を使って経年変化を楽しみつつ、日当たりや風通しが悪くなる北面は、コケやカビが発生しないよう、さらにサビに強いガルバのスパンドレルを採用しました。 屋根は、これまたガルバリウム鋼板。 嵌合式といって、あらかじめ工場で、剥ぎ合わせるハゼの部分が加工してあり、それをガチャンガチャンと嵌め込んでいく方法です。 雨水の浸入リスクも低く、先端にはキャップが付いているので、見た目もいいですが、お値段もいいです(笑)。 そして、室内では大工さんが壁という壁に断熱材を入れ終わっていました。 電気屋さんは、壁を張られてしまう前に、急ピッチで配線工事中ですが、今日でほぼ終わりそう・・・。 室内を確認しながらウロウロしていると、床下から、ニョキニョキと管が生えて来ました。 洗面やトイレ、キッチンの給水給湯、排水管の位置を、床上から正確に墨出しして穴を開けます。 そして床下に潜って管を立ち上げるのですが、この現場は、土間と屋外の高低差をあまり付けたくなかったこともあり、基礎の高さをいつもより低く抑えています。 なので、人間が入り込めるスペースが無く、這いつくばった状態で、作業してくださっている設備やさん。 ご苦労様です。床下で水漏れとかないように、しっかり施工してください!! 「パン屋のある家」に移動。 こちらは、今日も室内の漆喰塗りの真っ最中、天井も壁も真っ白です。 ちょうど現場にお邪魔した時は、職人さんの休憩中。 うろうろして汚さないよう、写真だけ撮らせてもらって、すぐに外に出ました。 玄関ドアが付いていましたぞ。 現場の打合せで、設計時と素材を変更し、桧で造ってもらった建具です。 框の部分は狂いの少ない柾目、羽目板部分は木の表情豊かな板目で・・。 外壁や軒裏の取り合わせから「和」の空気が強くなるのでは・・と、時間を掛けてじっくり悩んで決定しましたが、軒裏の杉と色味もバッチリで、良かったのではないかと思います。 金物類は、堀商店の真鍮のノブ。 経年変化していく素材は、10年後、20年後も楽しみですな。 パン屋さんになる店舗部分のファサード建具は、防犯合わせガラス待ち。 強度を確保しつつ、なるべく細くしたい・・というわがままな要望を、建具屋さんが上手く叶えてくださいました。 こちらも耐水性や強度を考えて、桧を採用。 タテヨコの桟には、ちょっと昭和レトロチックな面取りもお願いしました。 ガラスが入って、シート養生が取れる日が楽しみです。 2軒の現場をはしごしたら、すっかりお昼を回ってしまいました。 さて、そこから、清武に向かって走ります。 カーテンレールを取りに行くのです。 いつもカーテン類の取付をお願いしていた業者さんが、今回はスケジュール的に、どうしてもタイムリミットまでに予定が付かず、急遽、別の業者さんに取付してもらうことに。 で、モノはすでに届いている・・とのことだったので、業者さんの倉庫まで取りに行くことにしました。 長物の2.73mセットがあります。 車に乗るかな???と電話で話していましたが、さすがはカングーさまさまです。 さてさて、これから週明けに提出する・・と約束した確認申請の図面と書類を完成させまする。 月末まで頑張って、どこかで平日お休みをもらいましょうかね。
by aiarchi555
| 2020-09-26 16:57
| 仕事人
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