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明日の朝、南町の家の現場では、住宅瑕疵保険の基礎配筋検査の予定です。
が、明日は朝から宮崎に出向く用事があるため、検査に立ち会えません。 なので、今日のうちに現場確認(自主検査)をしておきます。 ついでに「パン屋のある家」の現場にも行って来ます・・・。 あまり早く行くと、まだ作業中かもしれないので、午後から出かけることにして、午前中はアトリエで仕事。 お昼過ぎに、だんだんと雲が出て来始めたので、雨が降る前に行こうと思い、13時過ぎに出掛けました。 まずは、遠い方の現場から・・・・。 「パン屋のある家」。 大工さんの工事が終わって、今週から内部の仕上工事が始まりました。 塗装屋さんの作業中。木部と鉄骨の塗装は、ちょうど乾いたところだそうで、マスキングテープを剥がしている最中でした。 良かった、塗ったばかりとか、塗ってる最中にウロウロ歩き回って埃を立ててしまったら、塗装の仕上がりに影響が出てしまいますので・・・。 リビングの鉄骨柱が白くなっていました。 キッチンの壁タイルも貼ってある・・・。 物干しパイプも塗装済み。 昭和っぽいぽてっとした感じのタイルです。 目地グレーのご希望は施主さんから。 そして、一番楽しみにしているのがコレ、大谷石の床。 加工済みの石が現場に届いていまして、既に割り付けの墨出しもしてあります。 昨年の秋、まだ打合せ段階の頃ですが、私は栃木県に一人旅に出掛けまして、行く先々で大谷石を目にしては、その優しい風合いと土っぽい素朴さ、それでいて洗練された雰囲気を醸し出す、不思議な石だなぁ、使ってみたいなぁ・・と思っていたところでした。 打合せで施主さんが大谷石を使いたい・・とおっしゃった時に、偶然とは言えタイミングの良さに驚きました。 住宅の設計をする中で、使ってみたい・・と思う材料が出て来たりするのですが、ご予算限られた中での設計なので、私の思いを強引に主張してコストアップにつなげては施主さんに申し訳ないし・・と、躊躇することも多いわけです。 ですが、今回は施主さんの方から大谷石の話が出てきて、しかも絶対使いたい!!と言って頂けると、よっしゃー!!となったわけです。 仕上がりが本当に楽しみ!! 屋外では、足場やさんが仮設足場の防護ネットの紐をほどいて、要所要所に束ねている作業中。 台風9号が北上中です。とても強い勢力との予報です。 強風の時には、風圧で足場が倒れないよう、ネットをほどいて縛り付ける作業にあちこち駆り出されるのでしょうね、そして台風が過ぎれば、またネットを張る・・・。足場やさんにとって、台風はめんどくさいヤツなのでしょうな。暑い中、本当にご苦労様です。 ネットが無くなって姿を現した外観。 まだ外壁は下塗りの状態ですが、このモルタル色もなかな渋くて良かですな。 さて、次は「南町の家」。 すでに配筋作業は完了して、ベースの型枠も準備完了でした。 職人さんはすでに引き上げた後でした。 鉄筋タテヨコのピッチとか、継手長さ、高さ方向の寸法、立上りの位置など、スケールを当てて計測。 若い頃は平気だったのに、最近、鉄筋の上を歩くとヨロヨロしてしまいます。体幹が弱って来てる証拠でしょうな。 そして、日陰のない現場では、滝のように汗が流れます。 広い土間が東西南北を貫く家になります。 床下空間が無いので、屋外と室内を繋ぐ電気配線のために、あらかじめ空配管が準備されていまして、基礎やさんと同時に、電気屋さんも図面を読み込んで下さっていますね。 特に問題なし。 明日から雨になれば、コンクリート打設はしばらくお預けになるかもしれません。 次の台風10号になりそうな低気圧も発達中とか・・・。 上棟式の日取りが決まっているだけに、台風の進路がとても心配です。
by aiarchi555
| 2020-09-01 18:05
| 仕事人
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Comments(1)
Commented
by
aiarchi555 at 2020-09-01 18:22
大谷石を内装に取り入れたのは、フランク・ロイド・ライトと言われていて、帝国ホテルやヨドコウ迎賓館が有名です。
実施設計中に、ちょうどTVで、帝国ホテルに使われた黄褐色のタイルを造った人のドラマ番組をやっていたのを見ました。 現在のINAXの創設者が、苦労してライトが求めた黄色いタイルを焼き上げる・・という話。 大谷石に始まり、最近ライトづいているなぁ・・と思っていたところに、施主さんとの打ち合わせの場所が、ある日、奥様のご実家でありました。 そのご実家の外壁に、なんと黄褐色のレンガタイルが貼られていて、ビックリ!! 本当に次から次へと、色んなことが繋がっていくのでした。ただの偶然なのですけどね、でも驚いた・・・。
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