あせも

　昨日、中一日おいて、今日も朝から中古住宅の調査。

　昨晩から夜中にかけて、線状降水帯が延岡にもかかって来て、猛烈な雨音でなかなか寝付けませんでした。

が、朝になってみると、強烈な陽射し。

雨上りの湿気で蒸し蒸し度数は半端ない感じ。

　そんな中、調査開始。

中古住宅とは言え、売買前の大切な物件ですので、床に汗がポトリ・・と落ちるなんてことはダメダメなわけです。

首にタオルを巻いて、滝のように頭から流れて来る汗を食い止めます。

屋根裏点検口、床下点検口を開ける瞬間は、この季節、ちょっと恐怖です。

虫が出てこないか・・・・キャー。

　もともと小さい頃からアトピー体質だったり、紫外線を浴びるとヘルペスが出たり、虫に刺されると大きく腫れあがったり・・・と、皮膚が弱いのもあって、この１週間で、首に汗疹が・・・。

治りかけるとヒリヒリして、シワシワになって、テカテカする感じ、分かりますかね？

首って、ただでさえ老いが出やすい箇所なのに、汗疹のせいで、おばあちゃんの首にようになってしまっていて残念だわ・・・。

　で、今日で予約が入っていた調査５件は全て終了。

しばらく中古の調査はご勘弁を・・・って気分。

　そんなタイミングで、昨日はハガキが届きました。

「既存住宅状況調査技術者　更新講習のご案内」だって。

３年ごとに講習受けて更新しなきゃならないのだと。

建築士定期講習にしても然り、更新講習なのに、受講料めっちゃ高い・・。

忘れないうちに、申し込みました。

　さて、「南町の家」。

建設会社さんが、昨日のうちに敷地の草刈と縄張りをしてくださっていましたので、今日、中古住宅調査の後で、配置確認に行って来ました。

建築確認も下りましたし、いよいよ始まるんだな・・という感じ。

明日からまた雨ですが、明後日、地盤調査の予定です。

　すでに着工済みの「パン屋のある家」。

月曜日に日向土木事務所に行った帰りに、現場に寄りました。

雨が降ったり止んだり・・と、お天気が２日も続いて持たない中、いつの間に進めてくださったのか、基礎立上りのコンクリート打設も終わっていました。

雨水がたまって、プールのようになってますが、現在コンクリート養生期間です。

週明けから、大工さんが現場入りする予定とのこと。

あっという間に建ち上がるので、油断できませんな。

パチンコ屋さんののぼり旗、完全に越境してますがな。

　今月は、県や市の会議（引き受けている審議会委員など）も複数回あるし、建築士試験の監督もあるし、外に出掛けていく仕事が、いつもより多い感じ。プランにじっくり取り掛からなければならないのですが、何か集中モードにならない・・・、気持ちの切り替え、頑張ってみます。

　隣県、熊本県の豪雨被害を見ると、いたたまれない気持ちになりますね。地球が今、どんな事態になっているのか、人間の営みが引き起こした事態なのか、はたまた地球の長い歴史の中で、たまたま気象がこんな事態になっているのか・・・。私たちが、これから未来のために何を考え直さなければならないのか・・・・。目の前の仕事に一生懸命取り組むことが、もっと大きな視点で見た時に、果たしてどんな意味を持つのか・・・。


　建築という仕事はある意味罪深い仕事だなぁ・・と、思ってしまう私なのでした。だから、せめて自分が取り組む仕事においては、材料や工法や住まい方など、出来るだけ罪悪感のないように吟味したい・・と、今更ながら思うのでした。