五月雨

　毎年５月は、庭レポblogか・・というぐらいに、毎日毎日庭の写真の連投していましたが、今年は、何かちょっぴり気の重い５月でした。

　先月の息子の事故で、緊急事態宣言の出ている中、東京に出掛けてしばらく滞在したことから、何かいろんな調子が狂ってきたような気がします。

　東京から帰って来てしばらくは、コロナ感染防止対策として、外出自粛。

誰にも会わないようにして、自宅に一人引きこもっていました。

心身共に疲れもあったのでしょうけど、いろんなストレスで、ちょっと自律神経失調症気味の月前半。

発熱やくしゃみ、咳、味覚嗅覚異常など、コロナの典型的な症状こそ出ませんでしたが、だるさ、身体の痛みに悩まされました。

　私が留守をしている間に、新顔の野良猫が庭に出入りするようになり、チロさんファミリーが庭で過ごす姿を見かけなくなりました。

日中縁側でお昼寝したり、まったりする姿がなくなりました。

現れたオス猫は、去勢手術に連れて行きましたが、まだ毎日のようにやって来ます。

　そして、チロさんがいなくなりました。

５月11日から、もう２週間帰って来ません。

途中、大雨が降り続く日もあって、雨宿りしに帰って来る・・と期待していましたが、外れました。

思うに、もう寿命だったのかもしれません。

若いオス猫が庭に出入りするようになって、新旧交代・・という思いで、どこかに身を引いて命を全うしたのかもしれません。

　思えば12年前、あの時も私が家を出たせいで、プーコの兄妹が庭から姿を消しました。

そして、それっきり帰って来ませんでした。

奇跡的にガレージで生き延びたプーコは今年17歳なので、外で生きた兄妹はもうとっくに、あの世でしょうな。

　チロさん、ひょっこり帰って来ることを、まだ、あきらめてはいませんよ。

今日は雨が降っていて、チューコさんとミケさんが、朝のうち縁側に帰って来ていました。

そして、まだ居ます。

縁側の猫さんたち、久しぶりに見て、癒されます。

この子たちに、チロさんの行方を聞いてみましたが、無反応でした。

もうこの子たちは、知っているのかもしれませんね、チロさんのことを・・・・。

　４月をまるまる棒に振ってしまったせいで、溜まりに溜まった仕事を、心身重い中、頑張ってチビチビと進めています。

おかげ様で、一つの案件が、月末に地鎮祭と工事請負契約ができる運びになりました。

そしてもう一つの案件も見積依頼に出せるまで進展しました。

施主さんには、大変ご迷惑とご心配をおかけしましたが、これからどんどん前進しますぞ。

　人間の生活は、いろんなことに影響されて、その都度右往左往してしまいますが、庭の草木は毎年毎年変わらず、そのドタバタを黙って見ているのでしょうな。

例年よりも、庭の写真をあまり撮らなかった今年の５月ですが、例年と変わらず・・・です。

　さて、梅雨の足音が聞こえてきましたが、今年はいつまでも肌寒い日が続きますね。

異常気象の災害が起こらないよう、祈ります。