都会で生きるということ

　東京に来て13日目。
あっという間にこんなに日が経ってしまいました。
まだ延岡に帰れる目途が付きません。

　当初、何日ぐらい滞在するのかもわからなかったし、渡航自粛の時期に東京に行くこと自体が後ろめたい気分だったので荷物は極力目立たないように、そして直接病院に駆けつけるので、スーツケースのような旅行用鞄はやめよう・・・・と、少し大きめのトートバッグに、２日分の下着と服とハンドタオル数枚、携帯用のスキンケア用品だけを入れてやってきました。

　息子のアパートに滞在するのだから、生活道具はそろっているし、足りないものは都会で何でも買えるのだから・・・と、軽い荷物でやってきましたが、これが結構、普通に生きていけています。

　そしてこっちに来て、何も買い足していません。

あまり多くのものを持たなくても、慎ましく生きていけば、全然不自由しないものですね。
息子の住む１Kのアパートに、大人が二人で住むことも、全然狭く感じません。

　

　昨日は小雨が降る中、食材の買い物に行ってきました。

アパートから徒歩６分程で駅前に出ることができ、駅前には総合スーパーをはじめ、いろんなジャンルのお店が揃っています。

　田舎に住んでいると、車は必需品で、ちょっとした買い物をするだけでも車で出かけなければなりませんが、ここでは徒歩で買い物に行けます。

お米とか牛乳とか、少し重たいものを買わなければならなかったので、リュックサックをからって行きました。

日頃の運動不足解消に、重たい荷物を背負って坂道を歩く・・・というのは、ちょうどいいぐらいの負荷ですわ。

　アパートから駅までの、緑道の脇の樹々が、緑のトンネルを作ってくれて、本当に美しいのです。

数日に１回の、唯一の外出である買い物が、とても癒しの時間になっているような気がします。

　東京と言っても都心に近い場所ではありませんが、駅にある程度近くて徒歩圏内、緑がたくさん残っているこの辺に住むなら、ありかな・・と思ってしまう。

　今日はまたまたお天気が回復しました。

気温も上がっていく予報です。

　こうしてPCに向かっているデスクの２ｍ背後には、息子のベッドがありますが、ちゃんと仕事をしているか、背後から監視されているつもりで、やる気を出すよう努力してみます。