最新のコメント
お気に入りブログ
ai建築アトリエ ~Ot... glaf blog My favorite ... 住まいとデザインのはなし... yumily sketch レトロな建物を訪ねて 今日もマウスで5分 青蓮亭日記 柴睦巳 備忘録 chisa-photolog Walking Shoes TEIONE BLOG ... 文化遺産見学案内所 モダン周遊Ⅱ 100歳まであと何年? gaRage-Reading2 カテゴリ
以前の記事
検索
タグ
猫
庭
車
写真
建築探訪
栃木県
宮崎県
本
東京
奈良県
材料
長崎県
福井県
大分県
神奈川県
広島
鳥取県
沖縄県
番組
事故
熊本県
子供の頃の思い出
福岡県
映画
建築士会
群馬県
靴
眼鏡
学校で講話
岡山県
延岡
運動
神奈川
サプリメント
うさぎ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
昨日に引き続いて、今日も現場に行って来ました。
もともと、今日から工事にかかる・・・という予定でしたが、天気予報が雨だったので、1日前倒しして境界ピンの設置をしようと、昨日も現場に行ったのですが、重機レンタルは今日からの予定だったので、やはり準備不足で昨日は何もできずに・・・。 で、今日が本番です。 日向市が事業主体の土地区画整理事業の区域内に敷地があります。 計画敷地と隣地との地盤に高低差があるため、擁壁を設ける必要があります。 というか、この仮換地の造成工事自体も、こちらが急かして、ようやく2月に入ってから整地されたような状況です。 そして、隣地との高低差が生じることは、その時初めて知ったわけです。 区画整理事業なのですから、事業主体である市が擁壁施工をするものと思っていましたが、仮換地の所有者に対して市が擁壁補償金を出し、実際の施工は土地所有者が行う・・・という方法を取っているのだそうです。 で、その補償金を算出する根拠となる擁壁の仕様と、実際施工する擁壁の仕様が違うことで、市からでる補償金額では足りないということが判明しました。 今月の始め、施主さんと一緒に区画整理課を訪れて、擁壁の仕様と補償金算出の根拠を見せていただきました。 そもそも擁壁というからには、ブロック積みでいいのか・・・?というところまで、突っ込んだところを聞いたのですが、ブロック積みが算出根拠だとのこと。 高低差が500㎜なのでそれは良しとして、ただの境界ブロック積みではなく、一応擁壁としての耐力を考えた時、そんな基礎形状でいいのか・・とか、疑問点はいろいろとありましたが、補償金の追加は絶対に無い・・とのお話でしたので、あとは施主さんと私と工事業者さんとの3者で、仕様の見直しと単価の見直しの打合せをするしかないのでした。結果、補償金の額までは安くなりませんでしたが、やはりブロック擁壁の構造的な耐力が一番重要だろうということで、着地点を決めました。 後々何か問題が起こった時には、施主さんの自己責任ですよ・・・ってことになるわけですからね。 ある意味、ズルいよな、事業主体者として・・・。 そんな経緯があり、いよいよ、今日から工事着工です。 市の区画整理課が、着工前に境界杭の再度設置する・・とのことでしたので、今日、それをして頂いたわけです。 擁壁の基礎の定番まで掘り下げたところで杭を打っていただきました。 でないと、GLに杭を打っても、床掘したら台無しですからね。 その段取りが昨日の段階では間に合わなかったってことです。 さて、区画整理課が業務発注している測量士が見えて、境界杭を立ててくださったわけですが、すでに建っているお隣さんのブロック塀は、測量した境界線とずれていることが分かりました。 お隣さん側に約1㎝程度入っているそうです。 でも、測量士さんは、お隣のブロック塀にぴったりとつけて、こちら側のブロックをついてください・・とのこと。 なので、敷地が1㎝ほど広くなるってこと?? 最終的には、区画整理事業が完工して換地する際に確定測量をするそうですが、その時にはブロック塀を測るんだろうな。 ってことは、当初の仮換地の時点と境界がずれてくるんだろうな。 それを、1件1件個別の業者のやる仕事に委ねられているってことなんだろうな。 補償金の件と言い、境界がズレる件と言い、なんか釈然としないのが正直な気持ち。 やはり、事業主体である市が、擁壁が必要な敷地には、市の責任で擁壁を設置してから仮換地すべきだと思います。 それが区画整理事業の基本じゃないか・・と私は思うのですが・・・・。 行政が主体の区画整理事業なのに、擁壁という重要な構造物を個々人の責任に任せるってことは、手を抜くことだってできるわけだし、逆にまじめに基準を満たそうとすると補償金の額では足りない・・ということもわかった次第。 もう一つ、気になることが。 周辺一帯をいっぺんに更地にして造成してくれればいいのに、今回の敷地の部分だけを造成し、隣地にはまだ従前地の時の工作物が建ったままの状態です。 擁壁工事が終わり、家の着工も始まってから、いやいやもしかしたら完成した後で、隣地の工作物の撤去工事やアスファルトはつりとかで重機がガタガタと地面を掘り返す工事をするってことよね。 それならそれで、もっと敷地境界から離れた地点まで、あらかじめ撤去してくれていればいいのに、境界ギリギリのところでカッターを入れて当方敷地側の工作物は撤去されていますが、そのすぐ脇にはまだ工作物が残っている・・というのは、ちょっと心配な訳です。 いやはや、区画整理事業というのは、本当に難しいですね。 仮換地に対しての補償金問題とかで、納得しない地権者がたくさんいるってことでしょうね。 だから事業全体をまとめて進められない・・・という事情があるのでしょうね。 事業期間が長引けば長引くほど、時代の経済事情も変動し、ますます今後難しくなってくると予想します。 と、まあ、あれこれ思うところを書きましたが、周辺の事情に合わせて着工スケジュールを延び延びにするわけにはいきませんので、粛々と前進するのみです。 拡大写真にすると、とっても素敵なコンクリート壁の意匠に見えますが、本当はブロックが積んであるだけ。 今回この敷地は、地区計画の区域に入っており、道路境界から1mまではマニュアルにある舗装をしなければならない・・って決まりになっています。 県道の歩道にはピンク色の敷石が敷かれています。 それと若干色違いの赤い御影石の舗装が敷地内(写真は先に完成しているお隣さんの敷地舗装です)。 せっかくならばお隣さんと同じ石を敷くことで、見た目も揃うので、どちらの業者さんで工事されたかお聞きして、材料の仕入先が判明しました。早速連絡してみると、在庫は十分にあるとのことです。 ![]()
by aiarchi555
| 2020-03-13 14:46
| 仕事人
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||