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先日、所属している建築士会延岡支部女性委員会で「おくりいえ」イベントをさせていただいた「後藤邸」。
移築復元、活用を求めた署名活動も2月末に終了し、2日の午後一番、メンバー3人で、陳情書と併せて延岡市長に提出してきました。 現在、会期中の延岡市議会の議案に、後藤邸の将来的な活用に向けて、解体時に部材を保管しておくための追加予算を計上する議会案も示されたとのこと、私たちの活動が少なからず影響したような気がして、ちょっと嬉しい気持ちです。 さて、今日はその後藤邸にまたお邪魔して来ました。 「おくりいえ」の後、家財道具を整理し片付けも進み、今日は見違えるようにがらーんとした室内でした。 それでも、奥様は玄関に花を活け、埃一つ落ちていないように床を清め、お出迎えしてくださいました。 お疲れが出ないといいのですが・・・・、心配です。 何十年分の片付けを、この数か月で一気にされたのですから、相当お疲れのことと思います。 今日お邪魔したのは、襖レスキューの活動のためです。 古民家の襖の紙を剥がすと、下張りの紙に古文書や古い手紙などが使われていることがしばしばあるそうです。そうした文書を解読することで当時の歴史・文化を掘り起こしていく・・という、文化財保護の活動をされている地元の大学の准教授にお声をかけて頂いて、参加してきました。 市役所の文化課の職員も来られ、家の中の襖を1枚1枚、どこの部屋のどの襖かナンバリングし、写真を撮り、丁寧に外して梱包する・・という作業。 今日は、とにかく一旦運び出すまでの作業。 襖紙剥がしの作業は、後日、大学でワークショップ形式で行う・・とのことです。 どんな文書が出て来るか楽しみです。 年季の入った木材の色、土壁の陰影、ガラス窓から見えるお庭、漆喰塗の白壁、幅広板の天井、見れば見るほど美しい和風建築ですね。
by aiarchi555
| 2020-03-04 19:18
| 仕事人
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