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今日の午後のお出掛けの行き先は、先日「おくりいえ」をさせていただいた後藤邸住宅。
解体工事を前に市の文化課が保存するものを調査しに見え、それ以外のもので処分しようと思っているものの中から、何か欲しいものがあったら差し上げます・・と、お声をかけてくださったのです。 お邪魔すると、玄関にはクリスマスローズが活けてありました。 もうすぐ解体するお宅とは思えない、最後まで品格ある設えを忘れない奥様の心遣い、素敵です。 写真の壁の色が変わっているところは、昭和の大水害の際に、浸水した痕だそうです。 こんなところまで水が上がって来たのに、無事に建ち続けていることもすごいことです。 家の中の片付けを、この数か月間ずーっとされていらっしゃるとのこと、お疲れもピークだとお察しします。 でも片付けが進むにつれ、明治・大正時代の写真とか、お手紙とか、先々代の日記とかお宝がたくさん出てきたそうです。 そんなお話も伺いながら、家じゅうを見せていただき、頂くものを決めました。 古いタンスと衣紋掛け、竹製の鳥籠、お茶碗や陶器類が入っていた木箱をいくつかいただきました。 憧れの古タンス、骨董品やさんや古道具屋さんで購入したら、結構なお値段がします。 お言葉に甘えて、いろいろ頂いてしまいました。ありがとうございます。 とてもシンプルな引出し4段のタンス、取手に萌えました。 カングーの後ろに乗りました。 頂いて帰る時は、一緒にお邪魔した友人に手伝ってもらったので2人で運べましたが、自宅に着いてからは一人で車から降ろして家の中まで運びました。 こんなときは、馬鹿力が発揮されますな。 どこに置こうか・・・・、本当は2階の自室に置きたいのですが、一人で2階まではちょっと無理。 息子が春休みに帰省してきた時に、手伝ってもらいましょう。 で、一時的に玄関ホールに・・・。 衣紋掛けは、さっそく自室に持って上がり、脱ぎ散らかした服を掛けました。 マロさんが、目新しいものに興味津々。 いいお天気のもと、お庭から写真も撮らせていただいたら、アルバムアプリが勝手にレタッチして、スマホに通知されてきました。 中庭と廊下。 離れ。和室続き間の大広間と床の間、書院があります。 ガラス戸がずらーっと並んでいて、和風建築ですが昭和モダンな感じがいいですね。 敷地境界の塀の笠木。 玉砂利の洗い出し。こんなところにも意匠が施されているなんて、今日の発見でした。 お隣は、野口遵記念館建替工事の敷地。 もうすぐ、この後藤邸の建物もなくなって、お隣の敷地に取り込まれてしまいます。 こんな手の込んだ職人技の数々が、あっという間に重機で壊されてしまうなんて・・・・。 お庭の樹々も、伐採処分なのでしょうね(涙)。 来週また、襖レスキューでお邪魔します。 今度はちゃんとカメラを持って行って、最後の姿を撮っておきたいとおもいます。 今日は本当にありがとうございました。
by aiarchi555
| 2020-02-24 23:18
| 趣味人
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