秋の一人旅 その25 英国大使館別荘記念公園②

　では室内に入りましょう。

　入館受付の女性から「ちょうどお昼時ですので、cafeをご利用ならお２階へどうぞ」と促され、まずは２階へ上がってみることにしました。

　パインでしょうか、檜でしょうか？明るい色の床材。

壁や天井も全体的に明るい色調の室内です。

外観の黒に対して、室内の白、すっきり洗練された印象です。

　２階には、やはり湖に面した側に広縁があって、ガラス格子窓が連なっています。写真の奥の方がcafeになっていますが、メニューはクッキーと英国紅茶に限定されています。さっき、イタリア大使館別荘でコーヒーを飲んだばかりですので、こちらはご遠慮しておきます。

　２階のもう半分の部屋は、リビングルームのようになっていました。

ミントグリーンの壁と白くペイントされた木材が、いかにも西欧風な感じ。

　１階に下りてきました。

階段を下りると廊下があって、その向こうには広縁があり、湖の景色が広がります。廊下には、本棚があって、日光に西洋人たちが別荘を建てた歴史とか、江戸から明治に時代が移り変わっていく頃の書籍だとか、興味深い本がたくさんありました。

時間に余裕があれば、広縁のソファに本を持って行ってゆっくり読みたいと思いましたが、今回の旅では無理ですな。

１階の広縁は、窓が全開になっていて、開放感が半端ない感じ。

壁の白さが室内の明るさを強調していました。

その26につづく。