秋の一人旅 その19 イタリア大使館別荘記念公園①

　今回の３泊４日の旅の中で一番楽しみにしていたのが、「大使館別荘記念公園」。

ようやくたどり着きましたぞ！！

お天気は最高、寒くも無く、渋滞にも遭わず、人混みもさほどでもなく、全てが順調というかこれ以上にないくらいのシチュエーションです。

50歳のおばさんが、やる気満々の感じで、乗り込んできましたぞ(笑)

　まずはアクセス、そして外観から・・・・。

　大学の卒業旅行で、イタリアを２週間ほどかけて回りました。

イタリアは南北に長い国なので、北の方はアルプス山脈の麓にあたり、湖水地方もあります。

遠くイタリアからやって来て、日本に駐在することになった大使館の役人さんたちは、この日光の自然の素晴らしさに、故郷のリゾート地の面影を重ねていたのでしょうね。

　別荘の真正面から湖に向けて、ボート桟橋が出ていました。

明治、大正、昭和の時代に、海外から訪れた要人たちをここでもてなし、遊び、賑わった光景を想像してみます。

　ヨーロッパ各国の大使館別荘が立ち並んでいたこの辺りは、湖の東側の湖畔にあり、午前中は山の影になって陽の光が当たらず暗いのでしょうけど、時刻はお昼前に近づいて、ようやく陽が当たり始め、湖面もキラキラと輝いてきました。

　この東湖畔に別荘を建てたのは、東西に長い湖の形状から一番水面の奥行が感じられること、日中から夕方にかけての長い時間明るく過ごせること、そしてサンセットの美しさから・・・だとか。

その20につづく。