秋の一人旅 その13 華厳の滝①

　さあ、旅の２日目の始まりです。

快晴です！！
旅館の室内がカーテンの色で染まるくらい、朝日が強烈に射しています。

　本当は7:00に起きようとアラーム予約していましたが、知らないうちにストップしてまた寝ていたのでしょうね。気が付いたら7:20でした。

夜中の２時過ぎ、車のエンジン音で目が覚めました。

観光客の移動がなくなる真夜中に、聖地（頭文字Dの）を走りに来る人たちがいるのですね。

窓の外を見るまではしませんでしたが、結構な台数の車が次々と坂を走っているエンジン音が、山から響いてきましたよ。

　旅館では朝食を頼んでいないので、昨日のうちに日光駅前で買っていたパンを食べ、身支度をして8時前には出発しました。

まずは「華厳の滝」へ。旅館の目の前なので、歩いて行きます。

　旅館の窓から華厳の滝の駐車場が目の前に見えていて、身支度をしながら「まだまだ人はそんなに来てないな・・・」とチラチラ、チェックしていました。

無料の観瀑台と、滝坪に近いところまでエレベーターで下りて滝の迫力を見られる箇所が設けられています。

エレベーターは8:00からなのですが、無料の観瀑台で写真を撮っていたら、すぐに8時になるでしょう。

　さすがに朝の奥日光は寒いです。

持って行ったダウンコートが役に立ちました。

　それにしてもいいお天気で、まさに雲一つない青空です。

まだ人のまばらな、無料の観瀑台に向かいます。

　華厳の滝は、男体山の噴火によって堰き止められてできた中禅寺湖から流れてきた川が、落差97ｍの滝となって落ち、渓谷を形成しながら下流にながれていっているものです。滝は大谷川となり、鬼怒川に繋がっていくそうです。

華厳の滝の回りにも、いくつもの滝があって、観瀑台のあちこちから滝を見ることができました。

　まずは、まさに今、落ちていく！！という地点の高さを歩いて進みます。

　無料の観瀑台に着きました。

滝を正面から見られるようになっています。

観瀑台は３階建てになっていて、下の階に下りていくと滝を見上げる視線になり、迫力が増します。

滝からの細かいミストが床を濡らしていました。

朝日を浴びて虹が出来ていますね。

　今年は台風がいくつも関東甲信地方から東北地方に襲来し、そのせいか紅葉の前に葉っぱが散ってしまっている樹々もたくさん見られます。ちょっと残念。

　アングルを変えながら、何枚も何枚も写真を撮りましたが、もうキリがないのです、楽しくて・・・・(笑)。

そうこうしているうちに8時を回り、エレベーターに行列が出来る前に、早速行きましょうかね。

　エレベーター、昇降工程100ｍって・・・？！

すごいですね。造った当時の工事の大変さを想像してしまいます。

エレベーターはOTIS製でした。

　エレベーターを降りてからも、まだ下へ下へと通路が続きます。

その14につづく。