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できれば昼間仕事をさぼってでも、旅の記録をblogにUPしたい気持ちではあるのですが、そうもいきませんしね(笑)。
日光東照宮まで行っておきながら、一番の神髄である御本社を見ずに帰るなどということは、一人旅でなければ許されないことでしょう。 だいたい根が自己中なもんで、一人旅しかできないわけで、自分の行きたいところだけ、時間と体力の許す限り、予定をぎちぎちに詰め込む旅が定番なのでした。 で、そんなにまで時間が気になったのは、明智平ロープウェイの運行時間が、11月からは15:30で終わってしまうからなのでした。 日光の番組をTVで見て、こりゃぁ日光の紅葉を見に行かねば・・と思い立ったわけですが、日光について、ホントに何も知らない九州の田舎者でありました。 日光のシーズン時期は、そりゃぁ凄い人が押し寄せて来るらしく、いろは坂の大渋滞は、日光を知る人ならば当たり前のことなのでしょうけど、そんなことも知らずに、呑気に予定を組んでおりました(当初)。 だんだんと日光のことを予習するにつれ、この時期の日光の事情が分かって来ました。 いろは坂には、第一いろは坂と第二いろは坂があることすら知らなかったんですからね。 藤原豆腐店のハチロクが走る、あの聖地だというのに・・・、いや漫画は読んだことないのでね。 で、日光の市街地から中禅寺湖方面に山を登っていく方が、第二いろは坂(地図で見ると南側のうねうね道)。 中禅寺湖から日光の市街地に山を下りてくる方が、第一いろは坂(北側のうねうね道)。 どちらも完全一方通行に、この10月1日からなりました。 というのも、渋滞緩和の策だそうで・・・・。 第二いろは坂の途中に、中禅寺湖と華厳の滝と男体山という奥日光の3大名所を一度に拝めるポイントがあります。 そこが「明智平(あけちだいら)」。 ロープウェイがあって、それに乗って、さらに高い展望台まで行けちゃうわけです。 10月までは、第二いろは坂で中禅寺湖まで行ってしまってからでも、2車線のうちの1車線を、逆走して明智平まで戻ってくることが出来たそうなのですが、それが渋滞を引き起こす原因の一つになっている・・ってことで、2車線とも完全に一方通行になったのです。 ですから、中禅寺湖まで行ってしまった後で、明智平に行こうと思ったら、第一いろは坂で一旦山を下りて、再度、第二いろは坂で山登りをしなければならないということ。 そして、第二いろは坂は土日、とんでもなく渋滞するので、通常なら30~40分程度で日光市街地から中禅寺湖まで着くところが、2~3時間もかかってしまうのだとか。 お泊りする宿は、中禅寺湖の方です。 そしてこの日は金曜日。平日なので、まだ大渋滞は発生していません。でも、明日は連休初日の土曜日、朝から大渋滞が予想されます。 明智平に行くチャンスは、今日しかないってこと。 そして、日光東照宮で14:30を回ってしまったってことは、もうどこにも寄り道せずに明智平に行かなければ・・・・。 長々と事情を説明しましたが、日光東照宮を完全制覇することよりも、明智平ロープウェイを取ったというわけ。 東照宮の大駐車場を出ると、全く渋滞も無く、スイスイと第二いろは坂に入って来ました。 おお、なるほど、これは楽しい・・・。 ですが、山を登るにつれ、だんだんと雲が出て来まして、あんなにいいお天気で東照宮の社殿がキンキラと輝いていたのに、どんよりとしてきました。これが山の天気なのでしょうね。 明智平の手前にある「黒髪平(くろかみだいら)展望台」に、ちょっと車を停めて写真を撮ろうと思いましたが、靄がかかって日光の市街地の方の景色はきれいに見えませんでした。 ここで時間を潰してはまずいので、すぐに車に乗って、明智平を目指します。 無事にロープウェイの営業時間に間に合いました!! レンタカーを借りなければ、来ることも出来なかったかもしれません。 当初の行程を、10月に入って一方通行のニュースを知ってから変更し、旅の初日に、東照宮と明智平を両方入れ込む・・という無謀な計画ではありましたが、個人的には大満足。 その10につづく。
by aiarchi555
| 2019-11-07 19:59
| 旅人
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