秋の一人旅 その４ 日光東照宮②

　石鳥居をくぐると、すぐ左手に「五重塔」がそびえ立っていました。

1650年に建てられ、その後火災に遭い、1818年に再建されたとか・・・・。

こんなに手の込んだ細工がある建造物を、再建するなんて・・・・、気が遠くなりそうです。

多くの職工たちが駆り出されたことでしょう。

　その先に進むと拝観受付所があり、拝観料を払ってから「表門」をくぐります。

　表門をくぐると、「三神庫（さんじんこ）」。

上神庫・中神庫・下神庫の３つの建物が並んでいます。この３つの神庫を総称して三神庫と呼ぶのだそうです。

いわゆる倉庫なのでしょうけど、神様が司る祭りで使用される装具や馬具が収められているとあって、ただの倉庫じゃないですな、見た目・・・。

奈良の正倉院の校倉造を模しているとか・・・。

　三神庫の前には「神厩舎（しんきゅうしゃ）・三猿（さんざる）」。へえ、これがあの「見ざる・言わざる・聞かざる」ですね。　豪華絢爛の社殿群の中で、彫刻以外には彩色されていない境内唯一の素木造の建物なのだとか。

まあね、厩舎ですからね。

初代神馬は、関ヶ原の戦いで徳川家康が乗った「立黒たちぐろ」という馬だそうです。

やっぱ、神の馬は牡馬でなければならないのでしょうかね？

私の中では、アーモンドアイが神ですけどね(笑)。

先週の秋の天皇賞での勝ち方は、神でしたよね。

その５につづく。