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9月の3連休第二弾は、台風17号の到来でイベントどころではなくなりましたね。 明日、日曜日は地鎮祭を予定していましたが、昨日のうちに中止延期を決めました。 地盤のかさ上げ工事も、天候の関係で、なかなか思ったように進んでおらず、全体的に工程を少し先延ばしにする方向で・・・・。 昨日、ラグビーワールドカップ2019日本大会が開幕しました。 4年に1度の開催で、しかも日本で・・というのは、おそらく生きている間ではこれで最後だと思われます。 ラグビーという競技は、ルールが独特で、そのルールを知らないで見ているとつまらない‥と言うか、何でしょっちゅうゲームを止めてスクラム組むの??とか、自分のチームが蹴り出したボールを何で自分のチームがスローインするの??とか、分からないことだらけでした。 息子が高校時代、ラグビーを始めたことで、ルールもある程度知り、ゲームを見る楽しさを知りました。 ラグビーのルールは、とても紳士的で、道理の叶ったものだと思います。 ディフェンス側には超えてはいけない一線を決め、不正をした場合には相手チームに大きなゲインを与えるというもの。 しかもボールを前にパスしてはいけない・・・、後ろに後ろにパスしながら、チーム全体で前に進んでいくというもの。 タックルを受けて倒れたら、ボールをずーっと持っていてはいけなくて、離してチームの味方に託さなければならない。 得点するために、チームのみんなが体を張って、その構図を作り上げようとする・・・。 真に「一人はみんなのために、みんなは一人のために」の精神なのです。 レフリーは、不正を厳しく見定め、時にはアドバンテージを採用して、攻撃側のいい流れを止めずに試合を進めさせ、途切れた時にその前の不正があったところまで戻して、試合を再開させる・・・。 そして、どんな不正があったのかを、試合を止めた時に、必ず説明をします。 この厳しい中立の精神とレフリーの紳士な行動も、ラグビーの試合で感動する一場面です。 このラグビーのルールの源にある精神は、人間社会においてもとても大切な考え方ではないでしょうか? 利を得た者だけがどんどん前に進むのではなく、利をみんなに分け与えながら、後ろに着いて来ている者も一緒に前に進もうとすること。 人としてやってはいけないズルいことを許さない、越えてはいけない一線を守り、相手の成長を見守りながらも、自分のチャンスを生かそうとすること。 不正が働かれた時には、裁判所が人道的中立的倫理的立場で、納得する形で裁きを下す・・・。 見た目、身体がデカい人が激しくぶつかり合いながらボールを奪い合うスポーツだと思われがちですが、ルールを知ると、ラグビーの奥深さに感動します。 息子のようなやせっぽちでも、役割を与えられました。 スクラムハーフというポジションでしたが、スクラムにボールを入れ、後ろから出てきたボールを受取り、どのように攻めていくか瞬時に判断して、ボールを捌く役目です。 常にモールやラックがあるところへ走って回るスタミナと、ボールをどこにパスするか、又は自分で走るか、サインプレーで行くか、瞬時に見極める判断力が必要なポジションです。 中学生の時に陸上で長距離をしていたおかげでスタミナもそこそこあり、回りの状況を常に察知して瞬間に決断する能力は、息子に合っていたのではないかと思います。 いつもボールを持って捌く役割なので、相手からのマークもありましたが、あの細い体でよく耐えたと思います(笑) 技術面ではまだまだだったでしょうけど、チームの中で自分の役割があって、みんなで協力しながら試合を戦っていくラグビーという競技は、きっとやりがいがあったと思います。 大学生になってラグビーは続けていませんが、ラグビーを好きな気持ちは変わっていないのですね。同じく東京に進学した高校の先輩と一緒に、観戦するそうです。 折しも、台風は日本海に沿って北上しそうなルートです。 全国的に大きな被害が出ず、この平和的なスポーツのイベントが、無事に開催されることを祈ります。
by aiarchi555
| 2019-09-21 12:33
| 俗人
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