最新のコメント
お気に入りブログ
ai建築アトリエ ~Ot... glaf blog My favorite ... 住まいとデザインのはなし... yumily sketch レトロな建物を訪ねて 今日もマウスで5分 青蓮亭日記 柴睦巳 備忘録 chisa-photolog Walking Shoes TEIONE BLOG ... 文化遺産見学案内所 モダン周遊Ⅱ 100歳まであと何年? gaRage-Reading2 カテゴリ
以前の記事
検索
タグ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
そんなに毎日行かんでも・・・と思いつつ、やはり見たいのです。
今日も午後から「富高の家」。 建て方は昨日の続き。柱・梁は無事に午前中に組み上がっていて、私が見たかったのは、屋根に断熱材を入れて垂木を打つところまで・・。 今回は、小屋組みをすべて登り梁で組みました。 屋根構面を固めるために、梁の上に直接、実付の24㎜構造用合板を張り、その合板は室内側から仕上げ材として見せます。 合板の上に母屋を転ばし、母屋間に断熱材をはめ込みます。その上に垂木を並べ、垂木のせいがそのまま小屋裏通気層になる・・という構造。 断熱材を切らずに済むよう、水下側から母屋、断熱材、母屋、断熱材・・という具合に交互に敷いていき、棟の部分で半端が出た分だけ、断熱材をカットする・・という方法。 これだと、ゴミも少なくて済むし、断熱材を寸法通りにカットする手間も省けます。そして何より、断熱材が隙間なくきれいに敷き込められます。 高断熱住宅、外断熱をしているハウスメーカーさんなどでは、普通にやっている方法なのでしょうけど、今回、初めてこの方法で設計しましたので、工程を見たかったのと、実際の手間とか効率などを、現場監督さんや職人さんに聞いてみたかった・・・ということ。 断熱材がきちっと敷き並べられている様は、気持ちよかったです。 垂木にはタルキックビス185㎜という長いビスを打ち込むので、垂木・母屋・合板を貫通し躯体の登り梁まで届きます。 天井は合板一発仕上なので、シーリングファンの電線を、野地板を張る前に上から垂らしておかなければなりません。電気屋さんにも登場していただき、無事に段取りしていただきました。 いろいろと気がかりなことを無事に見届けて、3時のお茶休憩の後、退散しました。 あとは垂木の上に、野地板12㎜構造用合板とエコヘルボードを敷いて、ルーフィング・・・という手順は通常通りなので、現場にお任せします。 何か、雲行きが怪しくなってきました。 あんなにお天気だったのに、午後3時過ぎから雨の予報。 一時的に軽ーく降るだけ・・みたいな天気。空が暗くなって、降ってるかどうかわからないぐらいの粒がポチポチと落ちてきました。 明日はまたお天気回復するようです。 建て方の山場は過ぎましたな。 3次元で空間が出来ていく、この過程は、何度見ても飽きませんな。
by aiarchi555
| 2019-02-07 17:04
| 仕事人
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||